テレワークはパソコンがないと仕事が成り立ちません。ところが、ときにはパソコンの操作が苦手な人と一緒に仕事をすることもあります。パソコンの操作に慣れているテレワーカーは、このような人たちのケアをすることがあるかもしれません。本記事では、パソコンインストラクターの経験を持つライターが実体験をもとに、パソコン音痴なテレワーカーの克服ポイントを紹介します。

パソコン音痴なテレワーカーとは?

テレワークにおけるパソコン音痴とは、文字入力を除く操作全般についてマニュアルを見ないとできなかったり、人に操作を頻繁に問い合わせる層のことを指します。ほかにもChatworkやSlackといったチャットツールの操作を十分に使いこなせない層も、パソコン音痴の一つのパターンといえるでしょう。

若い世代の一部でもパソコン音痴のテレワーカーも存在します。学生時代にパソコンより先にスマートフォンやタブレットで操作をしていたため、キーボード入力が不得手というパターンです。

パソコン音痴なテレワーカーが及ぼすチームへのリスク

テレワークは個人で進めることもあれば、チーム単位でプロジェクトに取り組むこともあります。特に後者の場合、パソコン音痴なテレワーカーがいると、資料の提出が遅れたり、大事なチャットメッセージを見逃したりするなどのリスクが高くなります。仕事を一緒にするメンバーのスキルはそれぞれ異なりますが、このような状態を脱却しないと、生産性が上がらないばかりか、チーム全体の信用にも関わります。だからこそ、パソコン音痴のサポートが必要となるわけです。

テレワーカーのパソコン音痴、克服を促すポイント

テレワークを成立させ、仕事の流れをスムーズにするためにも、パソコン音痴の克服を促す対策を考えておくと良いでしょう。この章では、テレワーカーがパソコン音痴という場合の克服ポイントを紹介します。

チャットツールはLINEを使う感覚でマスター

チームなどでのやり取りのツールとして、メールでなくChatworkやSlackなどを使うことがあるかもしれません。これらのチャットツールは、さまざまなグループが作れて、アイコンをお好みで選べ、テキストメッセージだけではなく絵文字を使ったり、画像などを添付できるところなど、LINEとも非常に似ています。音声通話ができる点も、LINEと一緒です。

もし、チャットツールを使ったことがないという人がいたら「操作方法はLINEとほぼ一緒ですよ!」と伝えると、習得にもあまり時間がかかりません。

ショートカットキーはアルファベットの頭文字に注目

パソコン音痴の多くの方が、ショートカットキーの使い方を知りません。そのため、編集や印刷など頻繁に行う操作も、画面上のツールバーや右クリックで一つ一つ操作することになり、なかなか生産性を上げることができません。

ショートカットキーはキーボードを2つ3つを一緒に押すだけよいので、効率アップにもつながります。ただ、たくさんのショートカットが存在するので「覚えられないのでは…」と感じる人もいるかもしれません。そんなときは、「アルファベットの頭文字に注目すると覚えやすいですよ!」と伝えてみてください。

アルファベットの頭文字で覚えやすいショートカットキーは以下のとおりです。
※左から順に、Windows / Mac

・コピー(Copy):Ctrlキー+C / commandキー+C
・文字の全選択(All):Ctrlキー+A / commandキー+A
・文字の検索(Find):Ctrlキー+F / commandキー+F
・印刷(Print):Ctrlキー+P / commandキー+P
・太字(Bold):Ctrlキー+B / commandキー+B
・下線(Underline):Ctrlキー+U / commandキー+U

また、アルファベットの頭文字ではないものの、上記のショートカットキーと一緒に覚えると良いものは以下のとおりです。
※左から順に、Windows / Mac

・切り取り:Ctrlキー+X / commandキー+X
・貼り付け:Ctrlキー+V / commandキー+V
・操作を1つ前に戻す:Ctrlキー+Z / commandキー+Z
・操作を1つ先に戻す:Ctrlキー+Y / commandキー+Y

パソコン音痴なテレワーカーのスキルアップを考え、生産性アップにつなげよう

テレワーカーの仕事はパソコン作業がメインです。パソコンのスキルがないと業務が進みません。あなたの仕事仲間でパソコン音痴の人がいたら、どの点が不得手なのかをチェックし、その人に相応しいスキルアップを考えてみましょう。地道にフォローを続け、パソコン音痴が克服されていけば、チームとしての生産性も上がり、良い関係性が築かれるかもしれません。