テレワークをしていると、こんな悩み事に直面しませんか?

自宅でのテレワークは集中力が続かない…。
かといって、他に作業できる場所が見つからない…。

自宅でのテレワークは誘惑になるものや気が散る要素が多くて、集中しづらいですよね。

そこで今回は、自宅以外でテレワークに使える場所を11か所、ご紹介します!
「どこでテレワークをすればいいの?」とお悩みの方、必見です。

テレワークにおすすめ自宅以外の”テレワークにおすすめな場所11選

近年、様々な施設がテレワークに特化したプランや設備を提供しています。数年前には考えられなかった場所で、テレワークができるようになっているのです。

それと同時に情報漏えいのリスクも高まっています。
例えば、フリーWi-Fiを悪用して盗聴やのぞき見をされるケースが増えているそうです。席を外したスキを狙った犯行も起こっているんだとか。

セキュリティ面にも気を留めつつ、”自宅以外で”おすすめのテレワーク場所をご紹介します。

カフェ、喫茶店

自宅以外のテレワーク場所というと、カフェや喫茶店を思い浮かべる方が多くいらっしゃるかもしれません。テレワークでなくても、突発的な仕事を済ませるために、カフェを利用した経験のある方も多いでしょう。

カフェや喫茶店は、雰囲気が落ち着いているので集中しやすいですし、何より費用が多くかかりません。せいぜい移動費と飲食代くらいです。
ちょっとした甘いものが食べられるのも、テレワーク中には嬉しいですよね。
お店によっては、フリーWi-Fiや電源を用意してくれているところもあるので、長時間でも集中して作業することができます。

一方で、テレワークでの利用を推奨していないカフェや喫茶店もあります。テレワークでの利用をおすすめしていないお店では、特に混雑時や長時間の利用は控えた方がいいでしょう。お店に迷惑をかけてしまうと、気持ちよく利用できなくなってしまいます。
スイッチが入ると、何時間でも没頭してしまう…という方は、「テレワーク可」や「電源完備」といったポイントを明示してくれているお店を探すとよいでしょう。

カラオケ店

カラオケ店では、テレワーカーをターゲットにしたサービスが登場しています。

個室なのでプライバシーが守られますし、情報漏えいのリスクも下がります。基本的にフリードリンクがセットになっているので、息抜きもできますし、利用料金もそこまで高くないので、気軽に通えるのも魅力的です。

ただし、テレワーク中のビデオ会議には不向きです。
歌いに来ているお客さんと同じフロアに案内されることも多く、周りの音が入ってしまう可能性があります。カフェやコワーキングスペースのような環境音とは違いますし、会議ではなかったとしても気が散ってしまうかもしれません。周りの音が気になってしまうという方は、要注意です。

「個室で作業したいけど、費用をおさえたい」という方にはおすすめです。

参考:テレワーク場所に困ったら…カラオケでテレワーク?!

レンタルスペース

レンタルスペースと聞くと、イベント会場やスタジオなどをイメージしますよね。

最近では、テレワーカー向けのレンタルスペースが増えているんだそう。
部屋の一部を借りたり、まるまる一部屋借りれたりと、サービス内容も豊富。金額もさまざまなので、自分の目的に合ったスペースを借りられます。
騒音対策もしっかりされているので、ビデオ会議も安心して参加できます。

デメリットは、スペースによってサービスに差があること。

ゴミの持ち帰りが必須のところや、利用前の状態に戻すことを規定に盛り込んでいるところもあります。貸し出してもらえる備品も様々です。
同じレンタルスペースでも、時間帯によって金額が変動しているところもあります。
丁寧に、自分に合ったレンタルスペースを探してみましょう。

参考:テレワークの味方!「いいアプリ」で理想のワークスペースと会議室を簡単検索&予約

コワーキングスペース

コワーキングスペースをざっくり説明すると、仕事に必要な環境を貸してくれる場所です。
レンタルスペースやシェアオフィスと似ていますが、「さまざまな人とスペースを共有する」という違いがあります。
利用料金は月額制だったり、時間単位でのプランもあります。

さまざまな業界の人が利用するため、人脈づくりにも役立ちます。新しい発見や学びなども得られるので、スキルアップにもつながりますよ。

ただし、一人で黙々と作業したい方には、気が散る要素が多いです。特に作業中に声をかけられたり、人に見られながら作業をするのが苦手な方には不向きかもしれません。管理が行き届いていないコワーキングスペースでは、席を外したスキにパソコンを操作されて、トラブルに巻き込まれる可能性もあります。
混雑時には作業スペースを確保できない場合もあるので、朝早めの時間に行ってみたり、時間帯を工夫して利用するのもおすすめです。

参考:渋谷で起業するなら迷わずここ!起業家支援120点のコワーキングスペース

ウィークリーマンション、マンスリーマンション

ウィークリーマンション、マンスリーマンションでもテレワーカー向けの物件が増えています。
テレワークに必要な最低限の家具類やインターネット環境が用意されていて、あとはパソコンさえ持参すればOK。マンションなので時間を気にせず作業に集中できます。キッチンやシャワーなども使えるので、思い立ったときにリフレッシュできるのも嬉しいポイント。ビデオ会議にも安心して参加できます。
「完全な個室がほしい!」という方にはおすすめですよ。

デメリットは、他に比べると利用料金が多くかかってしまうことと、手続きがわずらわしいことです。ウィークリーマンションなら保証人がいらないので、面倒くさい方はそちらがおすすめ。ただし、トータルでかかる費用が高額になる可能性があります。

参考:マンスリーマンションで叶える、“お試し”テレワーク引っ越し

ビジネスホテル

ホテルに泊まり込みで作業する…。
締め切りに追い詰められた作家みたいな話ですが、最近ではテレワーク向けに、数時間だけ利用できるプランが登場しているそうです。
もちろん、泊まり込みで作業するのもおすすめ。

部屋は個室なので作業に集中できますし、インターネット環境も整っています。
ホテルによっては、温泉やジムを利用できるところもあります。あえて少し遠方のホテルをとって、気分転換に外出して、観光することも可能です。

デメリットは、料金が高くなりやすい点です。ホテルによっては数時間でも1万円くらいかかるところもあるようです。また観光シーズンと重なると、予約が取れない場合もあります。

「ちょっと足を延ばしてテレワークしたい!」。そんな気分になっている方にはおすすめです。

参考:テレワーク×ホテルにまつわること、これからの動向についても紹介

図書館

とことん費用をおさえたい方には、図書館がおすすめです。公共の施設なので、利用料金はかかりません。
物音も少ないので、静かな環境で作業できます。読書が好きな方は、休憩時間に読める本がたくさんある環境はワクワクするのではないしょうか。そうでない方も、行き詰ったときのアイデア探しに使えます。

一方で図書館によっては、パソコンの持ち込みを禁止していたり、利用時間を制限しているところがあります。

基本的に静かに過ごす場所なので、ビデオ会議や動画再生などはできません。
飲食も制限されてる場合もあるので、あらかじめルールを確認しておくと良いでしょう。

参考:図書館でのテレワーク!その魅力と注意点、都内のおすすめ図書館

キャンプ場

キャンプ場でテレワーク?!と驚かれるかもしれませんが、昨今人気を集めているテレワーク場所なのです。

野外での作業は、情報漏えいのリスクを下げられます。他の利用客との距離が離れているので、パソコンをのぞかれる可能性が低いんですね。騒音の心配も少ないためビデオ会議にも向いています。
さらにそのまま宿泊すれば、非日常を味わうこともできますよ。

最近はキャンプ場に、電源やネット環境が整っているところも増えています。ビデオ会議中に「電源が切れそう!」と焦ることもありません。

ただし、場所や天候によっては、インターネットが不安定になる場合があるので、できればポケットWi-Fiを用意しておくと安心です。また急に雨が降ってきたときに、雨宿りできる場所も必要です。
情報漏えいのリスクが低いと書きましたが、テントから離れたスキに、パソコンや重要資料を盗まれるケースもあります。通常のキャンプと同様ですが、テレワークする場合も貴重品の管理は徹底しておきましょう。

参考:アウトドア派のテレワーカー必見!自然豊かな絶景のワーケーションスポット

車の中

車の中でも工夫すれば、快適な作業スペースとして使えます。
例えばハンドルに装着するテーブルを使えば、運転席から動かずに仕事に取り掛かれます。
車の中なら、自宅でのテレワークと違って、同居する家族の邪魔にもなりにくいですし、集中しやすいというメリットがあります。車さえ安全に停められる場所、例えば道の駅や展望台などであれば、綺麗な景色を眺めながら作業ができてしまいます。

一点、車を長時間停められる場所でないと、作業できないのが難点です。周囲への迷惑になったり、交通違反となることのないように注意してください。

参考:こんなところでもテレワーク?!広がる意外な移動中の選択肢

サテライトオフィス

サテライトオフィスとは、本社以外の場所にあるオフィスのことです。
従業員が働きやすい環境を提供するためのもので、都心に本社がある会社が、地方都市などに設けている場合が多いようです。

自宅に十分なネット環境がない方でも、安心して作業できます。
所属する企業が管理しているので、情報漏えいのリスクが低いのもメリットです。

デメリットは、利用できる人が限られることです。
サテライトオフィスは、基本的に自社の社員や関係者のためにつくられるものですので、フリーランスの方や社外の方が自由に利用できるわけではありません。
サテライトオフィスを持っている企業はまだ少数です。

最近では総務省が中心になって普及活動に取り組んでいます。補助金が出るところもあるので、要望を出してみるのもいいかもしれませんね。

工夫すれば、自宅でも集中してテレワークができる!

自宅ならコストもかかりませんし、情報漏えいのリスクも少ないので安心です。
でも自宅だと集中力がなかなか続かないんですよね…。

そこで最後に、自宅でテレワークをするときに、集中しやすい環境づくりのコツをご紹介します。

作業スペースを決める

一番簡単なのは、専用のテーブルを用意することです。
新しくテーブルを置くスペースがない方は、折り畳みデスクがオススメ。「テーブルを広げる」という動作が、仕事モードに切り替わるスイッチにもなります。

スペースに余裕があれば、デスクと生活空間の間にパーティションを設置するのもおすすめ。

余計な物が視界に入らないので、集中力が長続きします。メモやカレンダーを貼れば、やるべきことを簡単に把握できます。
パーテンションの代わりに棚を設置すれば、仕事道具をまとめることもできますよ。

作業用のイスを用意する

作業用のイスは、デスクワーク向けの物を用意しましょう。メリハリがつくだけでなく、疲れにくい姿勢を維持するのにも役立ちます。
ゲーマー向けのイス(ゲーミングチェア)は、長時間座っても苦痛になりにくいのでおすすめです。
くつろげるタイプのソファはおすすめできません。猫背になりやすく、腰痛や肩こりにつながるからです。

どうしてもソファで作業するなら、高さを調整できるテーブルがあると快適ですよ。

自分に合った場所を見つけて、快適テレワーク!

自宅以外でのテレワーク場所を探している方へ、おすすめのテレワーク場所を11か所ご紹介しました。
どこでテレワークするか決めるときには、「利用しやすいか」「セキュリティは万全か」「予算に合っているか」に着目するのがおすすめです。

自分に合った作業スペースを見つけて、快適なテレワークを実現しましょう!