今年の夏は、異常な暑さが続いていますね。

テレワークが推奨されて自宅などで作業ができることで、通勤時間やコストが削減でき、家事・育児をしながら仕事ができるなど、利点もたくさんある一方、「電気代が跳ね上がってしまった…」「家族と涼しい場所の取り合いになる」「昼間も毎日のようにエアコンを稼働していたら故障してしまい、修理が1ヶ月待ち!」「自宅が暑すぎてカフェを利用し、結局コストが増えてしまった」など、暑さからくる新しい課題も浮かび上がって来ているようです。

そんな暑い夏も、快適なテレワークで乗り切るために必要な、基本の環境づくりと、便利グッズを紹介したいと思います!

夏のテレワークの暑さ対策、基本の環境づくり

まずは、基本的な環境作りから。まだ暑さ対策がほとんどできていない!という人は、ぜひチェックしてみてください。

卓上扇風機、サーキュレーターを設置する

最初に準備したいのは、卓上におけるような小型の扇風機やサーキュレーター。

テレワークとなると、ほとんどの場合、PCやモニター、それらの充電器などの電子機器に囲まれて仕事をすることになると思いますが、連続して長時間使用したりすると機械の冷却機能が追いつかず、熱を持ってしまうことがあります。機械自体にも負担をかけるほか、作業をしている側も当然熱で暑く感じるので、夏場は特に快適な作業を阻害する要因になります。

そんな時は、卓上の扇風機やサーキュレーターがあると便利です。機械を直接冷却するタイプもありますし、卓上で熱を持ってこもっている空気を循環させてあげるタイプもあるので、好みのものを選びましょう。

クリップタイプで軽量のものは、限られたスペースでも対応できるので、おすすめです。

メッシュ素材のデスクチェア、もしくは冷感クッションを利用する

テレワークの重要アイテムである、デスクチェア。長時間利用するからこそ、こだわって選びたいものです。夏のテレワークは特に、身体に密着してダイレクトに熱がこもりやすくなるので、メッシュ素材のものを選ぶことをおすすめします。

また、背もたれ部分がメッシュのものは多く見かけますが、案外熱がこもりやすいのは、太もものあたりだったりしませんか?座面がメッシュ状になっているものもありますので、チェックしてみてください。

ただ、デスクチェアを買い換えるほどのコストは掛けられない…という場合には、冷感クッションを試してみるのもおすすめです。ほとんどのものが数千円以内で手に入り、形や厚みも様々なものがありますので、自宅で使っている椅子やデスクチェアに合うものを探してみましょう。

遮熱カーテンに変えてみる

夏場のテレワークで、家の中を快適な状態に保つためには、部屋の温度が上がるのを防ぐことが大事です。一度、部屋の中の空気が温められてしまうと、エアコンを付けても、冷えるまでに時間がかかりますし、その分コストも増えてしまいます。

日が入る時間帯はカーテンを閉めておく、というのも一つですが、家にこもりがちになるテレワーク中は、外の日も適度に浴びたいですよね。そんなときは、遮熱カーテンがおすすめ。最近では、レースカーテンで日の光を取り入れつつも、熱を遮り、かつUVカットしてくれるものまであります。

また、夏の日が長い間は「もっと寝たかったのに暑さで目が覚めてしまった」なんてことありませんか?朝の光を浴びつつも、暑苦しさで目覚めることなく、自分のタイミングでゆっくりと目覚めることができたら、体調が整い、快適なテレワークの手助けになるかもしれません。

気軽に使えるテレワークの暑さ対策おすすめグッズ

暑さに備えた暑さに備えた基本のテレワーク環境づくり以外にも、手軽に試せる暑さ対策グッズがあります。ものによっては、移動中や帰省先の実家など、自宅以外でのテレワーク先でも使えるものもあるので、猛暑の夏に備えてチェックしてみてください。

ネックピローやスカーフ

気軽に試せるものでおすすめなのは、首に巻くタイプのひんやりアイテム。冷凍庫などで冷やしておいて使うものや、水を含ませて利用するものなどがあります。最近は、デザイン性が優れたものもあり、自宅にいてもちょっとしたおしゃれ感覚で使ってみるのもいいかもしれません。

数百円程度から手に入るのでコストは抑えつつ、持ち運びにも便利なので、コワーキングスペースを利用したり、ワーケーションなど場所を変えながら働くテレワーカーにもおすすめのアイテムです。

断熱性タンブラーやボトル

暑い夏は、冷たい飲み物が飲みたくなりますよね。ぬるくなってしまった飲み物はおいしくありませんし、氷を入れたグラスが結露して机に水滴がたれてしまうのが気になる方はいませんか?PCやモニターを利用してテレワークをしているときは、なおさらです。

そんな時は、遮熱性のタンブラーやボトルがやっぱり便利です。私は最近、フタ付きの遮熱性ボトルを導入したのですが、これがとても重宝しています。朝、氷を入れたお茶を準備して、飲み物がなくなったら継ぎ足しながら使うのですが、夕方くらいまで氷は溶けずに残っています。そして何より、水滴がたれる心配がなく、フタをしっかり閉めていれば間違ってボトルを倒してPCに飲み物がかかってしまう心配もなくなります。また、外のコワーキングスペースに気分転換に出かけるときなどにも持ち運びができるので、とっても気に入っているアイテムです。

冷却スプレー

肌や衣服に直接塗布するタイプの冷感スプレーも人気です。エアコンや扇風機の風が直接当たるのが苦手な方は、夏の暑さ対策にかなり苦心されているのではないでしょうか。極力、冷房には頼りたくないけれど、そう言ってもいられないほど暑いとき、まずは冷却スプレーを試してみてはいかがでしょうか?瞬時に涼しさを感じられますし、さらに部屋の外の自然の風を取り込めば、普段よりも涼しく感じることができるでしょう。

また、UVカットのものや香りつきのものもありますので、意外と侮れないテレワーク中の日焼け対策や、リラックス目的の利用にもおすすめです。

首掛け扇風機

昨今、屋外でもよく見かけるようになった、首にかけるタイプの小型扇風機。屋外での利用イメージが強いかもしれませんが、卓上の扇風機やサーキュレーターよりもさらにピンポイントで涼をとることができ、テレワークの暑さ対策にもぴったりです。

猛暑の今年は特にヒット商品になっていて、軽量で振動が少ないものや形や素材にこだわったもの、12時間連続稼働できるものなど様々なタイプが登場していますので、店頭で試した上で購入するのもおすすめです。

爽快シャンプー

オーソドックスでありながら進化を続ける「シーブリーズ」などのブランドでおなじみの、爽快(冷感)シャンプーを活用するのもおすすめです。自宅でテレワークをしている時は、業務開始ギリギリまで自分の時間に使えたり、さくっと休憩時間をとれるところも利点ですよね。夏のテレワークの暑さ対策に、朝シャンですっきりしてから業務に取り掛かったり、お昼休憩に爽快シャンプーで頭を洗えば、午後のテレワークも快適です。

シーブリーズ以外にも、ミントやユーカリといった成分が入っていたり香りがするシャンプーは、涼しさを感じられておすすめです。ぜひ、この夏のお気に入りを見つけてみてはいかがでしょうか?

テレワーク環境の見直しとおすすめグッズで、暑い夏も快適に乗り切ろう

いかがでしたか?日本のいたるところで35度、40度超えの猛暑になっているというニュースが報じられ、本当に異常な暑さが続いていますね。年々暑さは増しているので、これを機に夏のテレワークの環境づくりからしっかり行うのもよいですし、気軽なアイテムからお気に入りを見つけてみてもいいでしょう。

熱中症に気をつけつつ、快適なテレワーク環境で、この暑い夏を乗り切りましょう!