朝から夕方までのテレワークを効率良くこなすためしておきたいのが、身体にフィットしたクッション選びをすることです。テレワークで使っているクッションが快適か、そうでないかは、仕事の生産性にも多少なりと左右されるのは言うまでもありません。

こちらの記事では、テレワークでも疲れを感じさせないクッションについて紹介していきましょう。

たかがクッション、されどクッション?

ECサイトでも実店舗でも安価なモノから高価なモノまで数多くのクッションがラインナップされています。カラーや形、用途もさまざまなので、クッション選びにも迷いが生じるかもしれません。

そしてコロナ禍の今、クッションの需要がさらに高まっており、特にテレワーク用のクッションの需要が高くなっています。実店舗でもECサイトでも「テレワーク向け」のカテゴリーのプロダクトとして扱われていることも見られるようになりました。

なかには「たかがクッション」と思われる方もいますが、やはり長時間の座りっぱなしのテレワーク。仕事中に「クッションを使っていて、あまり心地よくない!」といった身体だけでなく心も疲れます。仕事の生産性にも影響を及ぼす可能性すらあります。

だからこそテレワークのクッション選びは慎重に臨みたいものです。次の章ではテレワーク用のクッションを選ぶにはどうしたら良いか詳しくお伝えしていきましょう。

テレワーク用クッションを選ぶチェックポイント

テレワークで使うクッションを選ぶには、主に次の3つがチェックポイントとして挙げられます。

1.クッションなしで椅子に座り、負担になる部位をチェック

自分がテレワーク中に使っている椅子の状況をチェックしましょう。クッションなしでしばらく座ってお尻や腰に負担がかかるという場合は、それをカバーするクッションに着目しましょう。

最近のクッションはお尻や腰周りの骨盤フィットしたプロダクトも登場。違和感なく自分の手持ちの椅子に導入できます。

2.素材をチェック

高温多湿の日本。夏の時期にクッションを使っていると、太ももあたりが蒸れ、汗ばむことも。それを我慢していると不快指数もアップし、仕事に集中できなくなることもあるかもしれません。このような方は、通気性に優れている素材のクッションをチェックしておきましょう。レザータイプのクッションだと蒸れやすいので、汗っかきの方におすすめはできません。

また寒い季節のことを考えるなら、座ってみてヒヤリと感じさせない素材を選ぶことも必要です。体質が暑がりや寒がりというのは、人それぞれ異なります。ご自身がどのような体質なのかを分析した上で、クッションを選びましょう。

ちなみに、テレワーク用のクッションで注目されている素材が、高弾力ポリマーでつくられたプロダクトです。柔軟性に優れていることはもちろんのこと、お尻の凹凸にもフィットしているという声が挙がっています。

3.身体のクセをチェック

背筋が伸び過ぎている、猫背である、巻き肩である……など、子どもの頃からの生活習慣によって身体のクセがついてしまうということもあります。たとえば、周りから「猫背だね」といわれている方なら猫背改善のクッションを選ぶと、肩や背中の負担が減る見込みがあります。

また無意識に足を組むクセがある方なら骨盤が歪んでいることもあります。この状態だと下半身への負担が増えてしまいます。骨盤の歪み改善にフォーカスしたクッションを選びましょう。

参考・実店舗でクッションを購入できない場合に知っておきたいこと

コロナ禍でECサイトでモノを購入している方が増えています。テレワーク用のクッションの実物を見ず、感触も知らずに、購入し使う方もいることでしょう。クッションを使ってみて「やっぱりフィットしない」「クッションを使ってみて違和感がある」……となると、返品対応に至ることも実際にある話です。

テレワーク用のクッションの実物をチェックせずECサイトで購入するなら、まず対象のプロダクトのレビュー(口コミ)情報をチェックしましょう。特にポシティブなコメントが多いなら検討するのもありですが、レビュー数が少ない、リリースして間もないというケースなら情報が不足しています。少し様子をみるか、ほかのプロダクトに切り替えるなどの対応が必要になるかもしれません。

また、ECサイトだとテレワーク用のクッションのサイズ感やボリューム感がわかりづらくなっています。実物が配送されて「大きかった」「小さいかった」「薄かった」などいった残念なケースにならないよう、お手持ちの椅子や座椅子のサイズをチェックしてから、プロダクトのサイズも確認しましょう。