無料で利用できるGoogleアカウントや、企業向けのGoogle Workspaceのアカウントを利用するテレワーカーが増えています。
しかし、お客様や取引先がOfficeファイルを使っているために、Officeのライセンスも手放せなかったり、OfficeとGoogleどちらのストレージにどのファイル形式でデータを保存したのか分からなくなるなど、業務上で課題を感じている方もいるようです。

「仕事にはOfficeもGoogleも必要だし、仕方ないか…」と諦める必要はありません!

実はGoogleドライブには、Office形式のファイルの様々な利用・活用方法があります。これを知れば、Officeのライセンスやアプリがなくても、問題なく仕事ができてしまうかもしれませんよ。

OfficeとGoogleの使い分けに課題を感じているという方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

Googleユーザーであるテレワーカーが頭を抱える“Office問題”

そもそもOfficeファイル、Googleドキュメントとは?

Officeファイルとは、Microsoft社が開発したアプリを用いて編集や閲覧ができるファイル形式のことです。Word(文書)、Excel(表計算)、PowerPoint(プレゼンテーション)といった種類があり、多くの方にとって学校や職場で利用した経験のあるファイル形式ではないかと思います。

一方、Googleドキュメントとは、Google社が提供するファイルストレージ機能およびドキュメント作成機能を持ったGoogleドライブというアプリ内で利用できるオンラインドキュメントのことです。ドキュメント(文書)、スプレッドシート(表計算)、スライド(プレゼンテーション)などの種類があります。

Googleユーザーのテレワーカーにとって、なぜOfficeが問題なのか

Googleユーザーのテレワーカーにとって、普段のドキュメント作成やGoogleユーザー同士の共有や共同編集であれば、Googleドキュメントのみでスムーズに行うことができます。

しかし問題は「お客様や取引先とのやりとりにOfficeを使う必要があるとき」です。

頻度はあまり高くないけれど、Officeファイルでのやりとりが発生する可能性がゼロとは言えない状況で「Officeのライセンスを購入・更新を一切しない!」という決断はなかなか難しいようです。
そうなると、コストがかかってしまいますし、ファイル管理も煩雑になりがちです。

また、Officeのライセンスのバリエーションが増えたことも、悩ましい一つの原因と言えます。以前、Officeは買い切り型のみで提供されていました。もちろん古くなれば買い替えが必要でしたが、1度購入すればしばらくの間は安心だった訳です。しかし、昨今導入されたサブスクリプション型やクラウドのみで利用するOfficeファイルであれば無料で利用可能など、プラン毎に機能や支払方法も様々で、「Officeの使い方を見直したいけれど、重たい腰が上がらない」というテレワーカーも多いようです。

GoogleドライブでOfficeファイルを利用する3つの方法