こんにちは、TeleWorker編集部のみゃくこです!
今回は、お仕事中のテレワーカーさんを見守るパートナー?可愛すぎる子猫ちゃんをご紹介します♪

大阪からやってきたカワイコちゃん

ムギちゃんは2021年1月31日に@mugi_nyanstagramさんの家族に加わったばかり。お家に来た当時は生後2ヶ月だったというスコティッシュフォールドの女の子です。
おもちゃを夢中で追いかけたり、お気に入りの場所で外の花や鳥を眺めていたと思ったらいつの間にか昼寝をしていたりと、新しいお家にもすぐに慣れたそうです。

このご家族のパパは、月に3〜4回の出勤以外はリモートワーク。ほぼ毎日お家で仕事をするパパを見て、ムギちゃんもマネをしたくなったのでしょうか。ある日、パパが座る椅子のわずかな隙間におさまってお供をはじめてしまいました。

こんなカワイコちゃんがぴたりと寄り添ってくれたら、私ならとても集中できそうにありません…。
それにしても、座り心地の良さそうな椅子です。小さいムギちゃんも、心なしかたくましく見えるような?

ムギちゃんのお目当ては…

それは、パパがトイレに立った時に判明しました。
戻ってきて目にしたのは、自分の何倍もある座席のど真ん中に陣取ってくつろぐムギちゃんの姿。控えめにちょこんとおさまっていた先ほどとは、同じ猫と思えない貫禄すら感じます。

どうやら、座り心地の良さそうなパパの椅子に座りたかったようです。小さな舌を懸命に動かして毛づくろいするのを見ていると、時が止まってしまいそう。
「営業妨害だ〜」とこぼしながら渋々コーヒーを淹れに行ったというパパの顔がどんな風だったのかは、想像がつきますね!

テレワークは、生活と仕事のメリハリがつきにくく、疲れていることに気付けない・思いがけず長時間仕事をしてしまうなどの弊害もありますので、適度な休憩は大切です。
コーヒーで一息つくことができたパパにとって、ムギちゃんは「そろそろ休憩したほうがいいんじゃない?」と知らせてくれる使者だったのかもしれません。

家族に迎えるということ

天真爛漫にすくすく育っているように見えるムギちゃんですが、実は致死率が99.9%ともいわれる猫伝染性腹膜炎(FIP)を生後4ヶ月ごろに発症。現在もご家族と一緒に闘病中です。

猫伝染性腹膜炎(FIP)は1歳未満の子猫が発症することが多く、発熱や体重が減少する・腹水がたまるなどの症状が起こります。診断後1ヶ月以内に亡くなってしまうこともあり、猫にとってとても怖い病気です。日本の猫の多くがもともと持っている弱いウイルスが変異し、強毒化することで発症すると考えられていますが、予防・診断はとても難しく有効な治療方法も確立されていません。

ところが、ムギちゃんは闘病開始1週間で腹水もすっかりなくなり、みるみる回復しているとのこと。病院の先生も「こんなに短期間で回復した猫さんは初めてです!」と驚きを隠せないようです。
お薬を飲んだ後は、吐いてしまわないように立ったまま30分だっこするんだとか。ご家族の愛情と「FIPに打ち勝ってほしい」という願いを小さな身体いっぱいに受けて、ムギちゃんは今日も元気にパパのテレワークのお供をしているんだとか。

お家で過ごす時間が増えた去年4月以降、ペットを飼う人が増えたと報じられています。日々の癒やしに、と気軽に購入したものの、思った以上に大変だと分かると愛護団体などに引取りを求める相談が寄せられるなどの飼育放棄が問題にもなっています。

当然ながら動物は生き物であり、癒やしの道具ではありません。人間と違って治療費は全額自己負担ですから、病気や怪我など治療が必要な事態となれば、金銭的な負担は大きくなります。他にもさまざまな覚悟が必要になることはあらかじめ想定し、どんな状況になっても最期まで寄り添って過ごすことができるのかを、迎える前にしっかり見極めることが大切です。

一度迎え入れたら、もう家族。
その生命に責任を持つということ。ムギちゃんに惜しみのない愛情を注ぎ、共に難病と闘うご家族の姿からも、あらためて考えたいですね。

今日も任務遂行中

パパのお仕事パートナーとして、一緒にパソコンを眺めたりキーボードに乗ってみたりと、ムギちゃんは今日も任務の遂行に余念がありません。

とても的確なアドバイスをしてくれそうな、真剣な眼差しです。
もふもふのおててが、エスケープキーを押しているのが気になります。

そろそろ休憩したほうが良いと、知らせてくれているようです。

天使のような、可愛いムギちゃんの日々はInstagramで見ることができます。

▼mugi_nyanstagram
https://www.instagram.com/mugi_nyanstagram