気持ちの整理や、モチベーションアップにつながります

「先の見えない在宅勤務にうんざり。なかなか人に会えない。」「なんだか心が晴れなくて、頭の中がモヤモヤ・・・。」「オンオフの切り替えをするのが苦手」など 、テレワーク生活にストレスを感じていませんか?
『テレワークうつ』と言って、テレワーカーのメンタルヘルスが問題になっています。
最近では、ストレス耐性の強さよりも、レジリエンス(ストレスを受けた心の回復力)を身につけよう、という考え方に変わりつつあります。
ストレスを解放したり、傷ついた心を癒したりする方法は、多く知るほど役立つはずです。
チェストの引き出しを整理するように、頭や心を整えてみませんか?

”ジャーナリング”の意味は?

ジャーナリングとは、『journal』。すなわち、日誌、日記、議事録と言った意味です。
紙に書きだして、振り返りをすることで内観し、自分を見つめ直す瞑想(マインドフルネスの)方法の一つです。

ジャーナリングのルールはありますか?

難しく考えることはありません。
一枚のメモに、嫌なことを書き殴ってもOK。見直して、気持ちの整理ができたら、クシャクシャ、ポイっ!とゴミ箱に捨てることで、きっとネガティブな感情も手放すことができるでしょう。ノートに書き綴れば、週ごとや月ごとなど、自分の考えや成長の変遷を振り返ることにもつながります。
方法は次の通りです。
紙と筆記用具を用意し、テーマを一つ選びます。制限時間は5分から20分程度。
時間になったら手を止めて、次は振り返りの時間をとります。
”思考”や”感情”・”状況”・ ”情報” などを文字(絵でもよい)に表面化することで頭の中だけで考えるよりも、客観的に捉えやすくなるのです。
もちろん、感情を吐き出すことにもつながります。“今、ここにある自分の本当の気持ち”や、自分の思考の癖がわかれば、状況を冷静に対処する方法や、自分の意識に意外な発見、楽観的になれるヒントが隠れているかもしれません。
大手グローバル企業では、チーム内でお互いのアイデア共有や意見交換のツールとして、その他”リラックスのため”や”目標達成のため”など目的別にジャーナリングを使い分ける使用法もあるようです。

朝のルーティンとして用いると、頭も心も思考の整理ができ、気持ちよく仕事を始めるのに役立ちます。
また寝る前にジャーナリングを行うと、リラックスして眠れるでしょう。スマホもPCも閉じて、書くことに集中するのです。特にモヤモヤしていることを書き出して眠ると、眠りの深さが違うと言われています。

どんなことを書けばいいの?

テーマは、宝くじに当たったら?とか、今までで一番腹が立ったことなど、思いついたらなんでもOKです。
例えば「住みたい家」とテーマを決めたら、「海のそば」「近所に美味しい蕎麦屋」「大きな窓」「日当り重視」「駅から近い」「カーテンの色」「クッションカバー」などと、どんどん書き出してみるのです。
自分の思いと、他人の考えや状況とを切り離して考えることで、解決方法や、自分の好きではないものや、喜ぶポイントなど、自分を知るきっかけになればベストですよね。

重要なのは、時間制限と手で書く動作。感情も文字にすること

心にストップをかけずに、人に言えないようなことも、とにかく書き出してみましょう。
今の自分の思考や感情を洗いざらい書き出すことで、重要事項、必要なこと、集中すべきことや、心の状態など、自分の置かれた状況を捉えるヒントになるでしょう。
時間を区切るのは、その後に見返す作業も必要だからです。客観的に分析し、自分と向きあうための大切なプロセスなのです。

”手をつかって書く”ということのメリットは?

学生時代、漢字練習や英単語など、覚えるためにひたすら書いた思い出はありませんか?実は、触覚を動かす「書く」という作業は、脳に刺激を与え、PCやスマホで書くよりも、断然記憶に残りやすいのだとか。
また、自分の感情が文字に出ることで喜怒哀楽を知ることもあるはずです。
自分の感情を味わい汲み取ってやることが、ジャーナリングで大切な要素の一つなのです。

ジャーナリングを楽しんでみよう

筆記用具にこだわるのもおすすめです。書きやすい太さや、色、書き心地の良いペンや鉛筆、紙の厚さや、色、罫線、ノートの大きさなど、好みの文房具を選べば、さらに心地良い特別な時間になるでしょう。お気に入りを選ぶ=自分と向き合うと言えます。感情を上手にコントロールして、快適で健康的なテレワークライフを送れますように!