新しい年を迎えるにあたって、1年の目標や抱負を決めるテレワーカーも多くいらっしゃることでしょう。

ただ、目標を立てたはいいものの途中で挫折してしまったり、日々の忙しさに追われて目標が意識できないまま年末を迎えていませんか?

そこで今回は、今までうまく目標設定と達成ができておらず、どうにかしたい!と思っているテレワーカーの皆さんへ、おすすめのフレームワークをご紹介します。

自分にあった目標設定方法を見つけよう

実は筆者も、目標設定がうまくできておらず、もがいていた一人です。

毎年お正月の時期に意気揚々と目標設定をするものの、漠然とした大きな目標だけ立ててしまっていたために、年末が近づくとその残念な進捗状況に焦り、落ち込み、気を取り直してまた翌年も目標を立てるも…といったことを繰り返していました。

そんな中、最近ようやく自分に「はまる」目標設定のフレームワークを発見し、自分にあったやり方を選ぶ重要さに気がつきました。

ちなみに筆者が実践しているのは、以前の記事でもご紹介したことのある、マンダラートを利用するフレームワークです。

この方法では、はじめに9×9のマスを書き、中央のマスに自分の成し遂げたい目標を書き入れます。そして、周りのマスに、中央に書いた成し遂げたいことを達成するために必要な8つの要素を書き、それまた8つの要素をそれぞれ実現するために必要な要素を8つずつ書き込むといった具合です。

大谷翔平さんも実践する、マンダラートを用いた目標設定について詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。
テレワークと大谷翔平さん~目標達成シート活用のススメ~

まず自分の傾向を知ることも大事

私の場合、大きな目標は立てるものの、それを達成するまでの具体的な道のりを描くことができておらず、また、その具体的な方法を考える段階に苦手意識があり、結果、目標に未達となってしまっていました。

マンダラートを利用すると、大きな目標をまず書いてみたあと、それを達成するためにマスを埋めなくてはならないのですが、「あとで書き直してもいいし、とりあえず空いているマスを埋めていこう!」と思うと、案外すんなりと書き込んでいくことができました。

また、目標達成までの大きな8つのアクションをマスで把握できることで、「もっとこれに近い要素を増やした方がいいな」だとか、逆に「似通っているものが多いので他にできることはないか?」など、全体を眺めてバランスを考えることもでき、私にはこのフレームワークが「はまり」ました。

そして、アクションが達成できたり、継続中のマスに色をつけるなど、簡単ながら進捗状況がひと目でわかるようにしたことで、達成できたか・できなかったかという結果だけではなく、過程を含めて自身を評価できるようになったことも、大きな変化でした。

このように、今まで自分が目標を設定する際や、設定したあとの段階で課題意識がある方は、どこでつまづいていたのか、どんな形ややり方が自分自身のモチベーションに繋がるのかなどを意識して、利用するフレームワークを選択することをおすすめします。

テレワーカーにおすすめしたい、目標設定フレームワーク

ここからは、一人で作業をする時間も多いであろうテレワーカーの方も取り組みやすい、目標設定のフレームワークを2つご紹介します。

SMARTの法則