テレワークも普及し、人々の働き方が大きく変わりました。1年以上テレワークを続けていると、「あれ、この人って大丈夫?」と、気になる人も。実は、テレワークで「仕事ができる人」「仕事ができない人」が二極化しているといいます。

今回は、テレワークでありがちな「仕事ができない人」の特徴をご紹介しましょう。

1.考えるのをやめてしまう、仕事は「こなすだけ」

自分で考えて仕事をしない方は、テレワークでは「仕事ができない人」認定されがちです。
とはいえ、上司から与えられた仕事を何も考えずにただただ「こなすだけ」の人は、テレワーク以前からいましたよね。ではなぜテレワークではうまくいかない人と思われてしまうのでしょうか?

それは、テレワーク下では「困ったらすぐに人に聞く」ということが難しいからです。自分で考えずに人に聞くことが習慣化していると、人にすぐに聞けない環境下では仕事が停滞してしまいますよね。そのため、どうしても「仕事ができない・遅い」と勘違いされてしまうのです。

逆に自分で考えて行動ができる人は、困ったことが出てきても、自分で考えたり調べたりして仕事を進めることができます。そのため、同じ勤務時間でも成果に大きく差が出てしまうことになります。

2.文章を簡潔にまとめられない

テレワーク中は、チャットやメールでのやり取りが多くなりがちです。テレワークが普及した今、これまで以上に重要視されはじめたのが「文章を簡潔にまとめて書く力」です。

例えば、業務中分からないことがあってチャットでチームメイトに質問するとします。伝える能力が未熟な人の場合、文章が無意味に長くなり、肝心の質問内容が相手に伝わらないことが少なくありません。そうすると、本質にたどり着くまでにチャットの回数が増えたり、最悪、見当はずれな回答が返ってきたりします。これは自分にとっても相手にとっても時間の無駄です。

簡潔に伝えたいことを文章化できると、チャットの回数も少なくて済みますし、的確なやり取りをすることができるので、仕事もスムーズに進めることができます。

これは一朝一夕で身につく能力ではありません。練習あるのみです。チャットを送る前に見返し、不必要な装飾後や説明部分を削除するなど、推敲をしてみてください。これを繰り返すことで、文章を簡潔にまとめる能力が身につくはずです。

3.仕事を抱え込んでしまう

仕事を一人で抱え込みがちな人も、テレワーク下では「仕事ができない人」に見られがちです。言い換えれば、「仕事を投げ出さない、責任感が強い人」なのですが、ことテレワークにおいては、チームワークがうまくいかない原因になります。

なぜかというと、普段対面で仕事をしていれば、上司やチームメイトも相手の顔色などを見て「こいつ、今大変そうだから仕事を振り分けるか」など、状況を察して仕事の役割分担をすることができました。しかしテレワークの場合、この「察する」が通用しません。今自分が抱えている仕事の状況や量、対応しきれるかどうかなどの状況報告を自ら発信することが重要です。

普段から仕事を抱え込みがちな人は、一度自分の今の状況を棚卸し、必要であれば上司やチームメイトに状況をシェアしてみてください。

4.自分でテレワーク環境を改善しない

「テレワークだと、環境的に仕事がやりにくいんだよね~」という愚痴を耳にしたことはありませんか?愚痴を言いながらも、自分でテレワーク周りの環境をしっかり整えている人は問題ありませんが、中には「今のパソコンじゃスペックが足りない」「デスクがない」「イヤホンマイクの性能が悪い」など、文句だけを言って自分で解決をしない人もいます。

本当に生産性が上がるのであれば、その理由をまとめて上司や会社に掛け合うなどの行動をする方が「テレワークで仕事ができる人」です。会社としても、それで社員が快適に働くことができ生産性が上がるのであれば、喜んで受け入れてくれるかもしれません。

根拠もないままに「テレワークじゃ仕事がやりにくい」とただ愚痴を言っている人は、「仕事ができない」というレッテルを貼られてしまうかもしれませんので要注意です。

テレワークでも「仕事ができる人」とは

以上の事をまとめると、テレワークでも「仕事ができる人」がどんな人なのかが見えてきます。

・自分で考えて行動ができる
・文章コミュニケーションがうまい
・自分の状況を的確にシェアし、チームで仕事ができる
・不満などがあれば、根拠をまとめて提案ができる

上記のような働き方ができる人が、テレワークで「仕事ができる人」と言えるでしょう。先ほども述べたように、一朝一夕で身に着く能力ばかりではありませんが、まずは自分の気になる点から意識して変えていくことで、こうした能力は身についていくはずです。
これまでの自分のテレワークのやり方を振り返ることから始めてみませんか?