こんにちは!編集部員のアッキーです!

6月9日に開催されたテレワーク関係府省連絡会議(第11回)において、「テレワーク・デイズ2021」の実施方針が決定されました。

オリンピック・パラリンピックの開催期間中に実施とのことで、あと一ヶ月そこらで実施ですね!
このテレワーク集中宣言に巷では様々な意見が飛び交ってはいるようですが、テレワーカーさんが少しでも無理することなく、ストレスを抱えることなく実施してもらえるといいなと心底思う今日このごろです。

この記事では「テレワーク・デイズ2021」の概要と実施においてのキーポイントとなるトピックをご紹介できればと思います。

参照元:経済産業省
https://www.meti.go.jp/press/2021/06/20210611006/20210611006.html

実施期間は、東京オリンピック・パラリンピック競技大会中の49日間!

テレワーク関係府省連絡会議には、経済産業省、総務省、厚生労働省および国土交通省が参加しています。

これまで、関係府省・団体と連携し、2017年より「テレワーク・デイズ」と称した夏季にテレワークの集中的な実施を呼びかけるキャンペーンを実施してきましたが、今年開催の2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催に向けて49日間の実施を決定しています。

スケジュールにあるように、オリンピック開会の4日前から閉会式までの7月19日~9月5日の49日間とされています。

大会開催期間中の人と人との接触機会の抑制や交通混雑の緩和を通じて安全・安心な大会を実現するために、テレワークの集中的な実施に取り組むという方針です。

出典:経済産業省「テレワーク・デイズ2021」実施機関資料より

3,000団体の参加を目標に!

「テレワーク・デイズ2021」の目標は、3,000団体の参加を達成することとなっています。

テレワークを実施する実施団体のほかにも、効果測定(交通混雑緩和、業務効率化等)のアンケートに協力可能な特別協力団体や、ノウハウやワークスペースを提供する応援団体も募集するということです。

たとえば、参加団体として登録する場合は、専用フォームにいつテレワークを実施するのかや、どの地域で実施するのか、どんな取り組みを行うのかを簡単に記載する欄が設けられています。

テレワーク実施団体登録フォーム
https://www2.iqform.jp/teleworkdays/pc/enquete/jisshidantai/

参加団体として登録した企業は、その意思表示とともにTELEWORKDAYSのホームページの「参加団体一覧」へ掲載されるようです!

TELEWORKDAYSホームページ
https://teleworkdays.go.jp/

テレワークビギナーが心得ておきたいこと

日本はデジタル後進国。この新型コロナウイルスの影響で世間的にも明るみになったのではないでしょうか。

定額給付金の申請では、オンライン申請が可能となったにも関わらずオンライン対応が整備されていなかった100以上の自治体が郵送対応に切り替え、オンラインよりも郵送で申請したほうが早かったという自体を招いています。

テレワークを実施するということは、いかにオンラインでシームレスな業務を行えるかがポイントとなります。

「ITは苦手」
「ITってよくわからないから」
「自宅にオンライン環境なんて作れない」

なんて考えは思い切って捨てましょう!

時代は待ってくれません。
テレワークについて先陣を切って遂行している人たちの智恵を借りることで、できるだけ労力をかけず、ストレスを背負わずテレワークを実施していけるようにしたいですね。

「明日からテレワークね!」と言われたら…

まだまだテレワーク実施までほど遠い企業もあるということですが、このテレワーク・デイズ2021などをきっかけに、突然その日がやってくるかもしれません。

企業側での準備はもちろんですが、自分の担当業務においてテレワークを実施した場合どのような業務遂行になるのか、一度シミュレーションしておくことをおすすめします。

【テレワーク実施前に確認したいことリスト】

  • 自宅にWi-Fi環境は整っているか?
  • Wi-Fi環境が整っていない場合会社からポケットWi-Fi等を準備してもらえるのか?
  • どのパソコンを使用するのか?(自宅のパソコン?会社支給?)
  • 自宅および個人所有のパソコンを使用する場合、必要ソフト・アプリが完備できているか?
  • 業務に使用する紙資料があるか?あればデータ化されているか?
  • 会社に行かなければできない業務があるのか?あればどんな業務なのか?
  • 社内や部署内でテレワーク時のルールが制定されているか?
  • 社内や部署内でのコミュニケーションツールは完備されているか?
  • 社内や部署内でデータ管理ツールは完備されているか?
  • ワークフローの中で滞りが心配な業務はあるか?誰と相談するかが決まっているか?

いかがでしょうか?
このチェックリストをたどっていくと、どのような準備が必要なのかが明確になってくるのではないでしょうか。

会社側からのルール制定はもちろんですが、実際に実務を行う本人からの業務が快適に進行する提案があると双方で落とし所を見出し実施していけると思います!
ぜひ活用ください。