お疲れさまです! 皆さん、毎日のテレワークライフはいかがお過ごしですか?
導入から時間が経ち、仕組みも固まったので、ずいぶん慣れてきたという方も多いかと思います。その一方で、テレワークだからこそ起きた失敗や、問題点も見えてきたのではないでしょうか。
周囲で起きたテレワーク事件簿?を、ここはひとつ、悲喜こもごもな川柳にのせてお届けしたいと思います。

突然のテレワーク開始

半年前にトップダウンで、突然テレワークが開始されることになったとある会社員の話。
社内で資料の電子化が進んでいたものの、紙媒体のものも残っていたので、大量にスキャニング作業が発生しました。事務用品も一部持ち帰り、なんとか準備が間に合ったと、自宅で迎える初日。
「他部署から回ってきた稟議書、処理するか……」と、いつものように印鑑を取り出し、昨夜スキャンしたばかりの申請書を画面に出して、気づいたわけですね。

「印鑑を 持ち帰っても 押せぬ朝」

はじめてのビデオ会議

突然のテレワーク開始で、運用しながら環境を整えていくことになったケース。
当初はチャットだけだった弊社も、ほどなくして様々なツールが導入され、はじめてのビデオ会議が行われることになりました。会議と言っても操作確認くらいでしたし、オフィスでもカジュアルな服装だったので気を抜いていました。接続した途端に、ギョッとしましたよね。

「画面越し 部屋が丸見え 照れワーク」

データ共有にご注意を!

「データ共有場所に資料を置いておきました。なるはやでご確認ください」
突然のプロジェクトメンバーからの連絡。
テレワーク期間が続いて自宅から社内環境に接続できるようになり、ルールを決めてデータ共有されるようになっていました。テレワークのおかげで、進まなかったデータの「整理」&「みえる化」が、一気に解消されたわけです。
さて、件のメンバーからの連絡を受け、急いで共有フォルダに接続してみると……。

「なるはやで 見ろと言われた 猫画像」
※データはよく確認してから、アップロードしましょう。にゃー。

ビデオ会議に慣れてきた頃に

ビデオ会議も、「広報の◯◯さん宅、すっげえおしゃれ」なんて、声が聞こえてくるくらいに、みんなにも余裕がでてきた頃。最初の失敗を活かして「せめて画面に映る範囲は片付けよう」と心がけました。
さて、ビデオ会議ツールにはご存じのようにいろいろと機能が付属しています。例えば、自分の顔の表示を変える機能。

「イノベーション 語る部長は 猫の顔」
※最近、まったく同じようなことを、海外で弁護士がやってしまい、戻せないまま裁判が行われたという話題が出ていて、びっくりしました! にゃーにゃー。

たまに出勤してみると

テレワークとはいえ、100%自宅勤務という会社は少ないかもしれません。
どうしても出勤しないといけない状況が発生し、久しぶりに出勤した同僚に社内の様子を聞いたら、ワンフロアに100名以上が座っていたはずのオフィスが、ガラガラ。
「たまたま、もうひとりだけ、出勤していた人間がいたんだ」
そう言って同僚が苦笑しながら続けた言葉は……。

「200坪 まさか、社長と 2人きり」
※ちなみに200坪は660㎡。学校の体育館ぐらいの広さです。

プロジェクト完遂後に

テレワーク開始から半年後。ほぼ在宅だけで準備されたプロジェクトが、めでたく運用開始となりました。少人数でソーシャルディスタンスを保ちつつ、ランチ打ち上げが開かれることに。
メンバーには、数か月前に中途入社で加わった人も。画面で毎日顔を合わせていたものの、他部署だったので実際に合ったのは初めて、という不思議な距離感。
思わず、こうなってしまいました。

「打ち上げで はじめましてと 会釈する」

以上、テレワーク川柳でした。
皆さんも、ぜひSNSなどでつぶやいてみてください!