自宅や部屋は、その住人の人となりを雄弁に物語ります。生活感が全く感じられない美しいショールームのような洋風の部屋、多少雑多でも暖かさを感じる和風の部屋、ペットが過ごしやすいように改装した部屋など、その人がどんな価値観を持ち、何を大切にして生活しているかが現れています。今回はテレワーク業務のやりやすさはもちろん、友人に家を見せたら「あなたらしいね」と言われるようなワンランク上のマンションを紹介します。生活の質を求め、自分の価値観を大切にする住まいにこだわる方には是非ともご覧いただきたい物件です。

マンションだけど一戸建てのように愛する我が家になる

ユーロハイツ鉢山は渋谷区鉢山町にある1981年1月竣工のマンションです。まず目をひくのは、その愛らしい外観です。アイボリーの壁、グリーンの屋根、赤煉瓦、まるでヨーロッパにある家のようです。エントランスへのアプローチにはエレガントな門があり、ますます気分が高まります。タイル貼りの外廊下を渡るとモスグリーンのドアが家主を迎えてくれます。ドアを開けるとそこには光が溢れ心地よい風が吹く清潔な室内です。毎日を過ごす部屋に毎日愛おしい気持ちが沸けば自然とテレワークにも身が入るというものです。

最寄り駅は山手線渋谷駅、東急東横線代官山駅でそれぞれ徒歩10分ほどとアクセスも抜群です。マンションと一戸建てを比べた場合、マンションのデメリットは住民間の騒音トラブルが起きやすいことや隣近所との関係性が希薄なことですが、このマンションは総戸数7戸と住民同士の距離も近いのでトラブルは起きにくいうえにマンションなので戸建てよりも防犯性は高く、共有部分の修繕、清掃などは管理会社に任せることが出来ますのでテレワークや家事以外の余計な仕事が増えません。マンションならではのデメリットは少なく、隣近所を気にせずゆっくり暮らせるという一戸建てのメリットも持つ物件です。

ちょっとした違いが家主のセンスを際立たせる

部屋はリビングダイニングと洋室があります。部屋の壁は基本的にホワイトなのですが、リビングダイニングの壁の一部はやや色が濃い木目調になっています。また、洋室や洗面所の扉やクローゼット、他の収納棚の扉も同じ濃い木目調の素材が使われています。この少しだけインパクトをつけるところにセンスが光ります。テレワークの時に使える部屋はリビングダイニングと洋室の二部屋になりますが、広々としたリビングは普段食事に使うテーブルだけでなく、角に小さめのデスクも置けるくらいの広さですので、その日の気分や業務の内容によって使い分けるのもいいかもしれません。もちろん洋室にも窓、バルコニーがあり採光は十分ですので気分を変えて仕事をしたい時には洋室で仕事に向かうことも出来ます。バルコニーの壁にはめ込まれた鉄柵も模様が施され、エレガントで見るたびに満足感を与えてくれそうです。こうした部屋の色調や鉄柵のデザイン、吹き抜けなど他の物件とのちょっとした違いで気分は違ってきますし、WEB会議で映った背景を見た同僚や取引先は家主のセンスを感じ取るでしょう。

気持ち良い空間でゾーンに入る

一般的なマンションは玄関と反対に部屋があり、その部屋に窓やバルコニーがある間取りです。しかしこのマンションは少々違う造りになっています。それは玄関に入ると左右に部屋があり、窓とバルコニーが二か所、対方向にあることなのです。こうすることで風通しが抜群に良くなり光も入りやすくなります。テレワークで業務に我を忘れて没頭することもありますが、カビ臭く暗い、湿った部屋ではいわゆる「ゾーン」に入ることは難しいです。ゾーンとは周囲の風景や物、音などが意識に入らず、ただただ目の前の事に驚異的な集中力で取り組んでいる時の状態を指します。アスリートが良い結果を出した時はゾーンに入っている状態だと言われます。仕事でもゾーンに入る時間が増えればテレワークの効率が上がる事も必至です。気持ちの良い空間がテレワークに集中させ、気づいたら実力以上の成果を出していたという事もあるかもしれません。

質の高い部屋が質の高い生活をつくる

アーティストの家や部屋を見ると、その人らしさを感じるように、どういう家に住むかはその人の生き方を表します。オフィスに通っていた頃は家で過ごす時間が少なかったので家に対する多少の不満は我慢出来ました。しかしテレワークが普通になった今は違います。私らしくいられる場所を探しているなら、個性的でおしゃれな外観、採光と風遠しが良いハイセンスなこのマンションをきっと気に入っていただけると思います。テレワークで在宅時間が増えたからこそ自分が大切にしたい価値観を見直してみて下さい。テレワークも仕事以外も過ごす家だからこそ生活の質を上げる意識を持ちたいですね。生活の質の高さがテレワークでの仕事ぶりにもきっと現れるはずです。質の高い部屋をお探しであれば是非一度ご相談下さい。