テレワークの普及でオフィスに求められる役割も変わりました。以前であれば便利な路線で通いやすく、働く人が誇りを持てるような立派なビルに入居している、など立地や建物が重視されましたが、テレワークで在宅勤務が当たり前になると、社員同士のコミュニケーションや意思疎通の場としてのオフィスが求められてきているようです。さて、そんなオフィスに通勤していた時には所属している会社の一員として「公の自分」でいる時間が多かったですが、「個人としての自分」でいる時間が増えた今、住む部屋はもちろん、住んでいる街に愛着を持てるかも大切です。どんな街に住んでいるかは、その人の生き方をも表すからです。今回はこの街に住んでいることに誇りを持て、住めば住むほど愛着が持てるマンションの紹介です。

おしゃれな街自由が丘

パシフィック自由が丘マンションは目黒区自由が丘2丁目にある1971年11月竣工のマンションです。外観は白一色でおしゃれな風貌、各部屋のバルコニーの屋根は丸みを帯びており懐かしく優しい印象です。最寄り駅は東急東横線自由が丘駅で徒歩10分。駅から渋谷、横浜までは特急が走っており、新宿、品川へも乗り換えは1回ですので非常にアクセスが良い立地です。スーパー、コンビニ、ドラックストアなども徒歩10分以内に揃っています。高級店だけでなく、自由が丘デパートなど庶民的なお店もあります。自由が丘はマリクレール通りなど駅周辺にショップだけでなく人々が憩う場所があり街自体がとてもきれいです。一歩路地に入ればセンスの良い雑貨店やカフェが並び、まるで外国の街を歩いているようで眺めて歩くだけで楽しくなります。スイーツや飲食店が多いことでも知られ、色々なお店を探検してみるのも面白そうです。これだけ賑やかだと居住には向いていないと思われるかもしれませんが駅から10分ほど歩くと住宅街になり駅前の喧噪が嘘のように落ち着いた雰囲気に変わります。今回ご紹介するマンションもそんな住宅街の中にありますのでテレワーク中に騒音に悩まされることはなさそうです。マンションは築年数は経っていますが部屋はリノベーションされています。そして古くからの住人さんも多いため、挨拶や会話をするのが自然な雰囲気です。この住民さんの雰囲気にも愛着を持っていただけると思います。

物理的にオンとオフを切り替えられる部屋

テレワークで困る事は、家族であっても人の目が気になることでしょうか。このマンションはリビングの隣に洋室があり、ここはスライドドアになっています。開き戸ですと扉を開く分デッドスペースが生まれ家具や家電の配置が制限されます。その点スライドドアですと開閉スペースを気にしないで済みますし、何よりオンとオフの切り替えがしやすいのです。WEB会議など外部の音を遮断したい時はドアを閉めてテレワークに集中。それほど集中して見なくてもよい動画などはドアを開けてリラックスしながら視聴。ドアを開けるだけで部屋に解放感が生まれますし、家族がいる場合は家族の様子を感じながら仕事ができます。テレワークの業務内容や自分の気分によってオンとオフを切り替えられると業務もはかどりそうです。

収納、キッチンにもこだわった部屋

収納は各部屋にありますが、広めのウォークインクローゼットが設置されています。ウォークインクローゼットは衣服はもちろん、衣服以外でも収納出来るので大変便利です。また、来客があったときに一時的にコートを掛けておいたり荷物を置いておけるのもいいですね。テレワークを邪魔する部屋の散らかりはこのウォークインクローゼットがあれば解決です。衣替えの手間が省けるのも嬉しいです。キッチンにもこだわっています。カウンターと対面式のキッチンですが、フルフラットではなく、コンロやシンクなど手元が隠れるように作られています。まとめて洗おうとしていた食器類や作りかけの食材がWEB会議などで映りこんでしまうと生活感が出てしまいます。手元が隠れていればその心配もありません。また、水や油がカウンター側に跳ねにくいので掃除も楽です。キッチンの向かいにあるカウンターは食事や休憩するのにもいいですが、テレワークにもぴったりです。家では集中しにくいのでカフェで仕事をする人も多いですが、カウンターでパソコンを開けば、まるでカフェで仕事をしているように集中できます。

街と共に暮らす楽しさ

現在の自由が丘駅は当初は九品仏駅として開業しましたが、その後改名し現在の駅名になりました。自由が丘駅として開業88周年を祝う式典で、めぐろ観光まちづくり協会名誉会長のタモリさんは「こじんまりとして、しかも色々な店がある。これが自由が丘の好きなところ」と自由が丘を評しました。街歩きを楽しみ、街そのものに愛着を持つ暮らしは日々の生活を豊かにしてくれるでしょう。テレワークをして、街歩きで気分を変えて、家に戻ってもうひと仕事。街と共に暮らす楽しさを自由が丘で実現してみませんか。