テレワークとは古代ギリシア語のtele(遠い)、work(仕事)からきており、「遠隔で仕事をする」つまりオフィスから離れてする仕事を意味します。テレワークをシェアオフィスやカフェでする方もいますが、在宅で勤務する方が多いと思います。テレワークによる在宅勤務で自宅で過ごす時間が大幅に増えました。生活空間や働き方、個々の幸せの基準、私たちの意識が大きく変化ていくなか、自分らしい生活の実現には、それぞれの生き方に見合ったデザインの空間や環境が大切です。今回はシンプルなデザイン空間で、街からも刺激を受けられるような物件の紹介です。

住みたい街ランキング上位の砧エリア

砧プリンスマンションは世田谷区砧にある1976年9月に竣工された、シングル~若いファミリー向けのマンションです。外観は最近建てられたマンションによく見られる長方形ではなく、入口には青い屋根瓦、建物上部には薄茶の屋根が施されており、そのどこか懐い感じに見るたびに愛着が沸いてきます。最寄り駅の小田急小田原線祖師ヶ谷大蔵駅は徒歩10分で、駅からは天気良ければ富士山が見える日もあります。また、駅を囲む形で商店街が3つあり、3商店街をまとめてウルトラマン商店街と呼ばれています。これは現在は移転しましたが以前、砧に円谷プロダクションがあったことから名付けられたそうです。小田急小田原線成城学園前駅も徒歩圏内です。成城学園前駅から新宿駅まで直通で約15分、渋谷駅へは下北沢から京王井の頭線で約10分。東京駅へは約20分程とアクセスも良いので、テレワークで在宅では対応しきれない業務があり出社が必要な時でも通勤に苦労しません。砧エリアは祖師ヶ谷大蔵駅、成城学園前駅の中間ほどに位置し、住みたい街の上位にランキングされています。テレワークは自宅環境が大切ですので、友人や同僚に砧に住んでいると言えば羨望の眼差しを受けそうです。マンションは静かな住宅地にあるのでテレワークに集中しやすく、日々の買い物にも困らない、住みよい物件です。

自分好みにデザインできるシンプルさ

マンションの間取りは1LDKで、洗濯機置き場や収納スペースなど基本的なものは完備されています。建物は柱や梁の枠組みで支えるのではなく、壁で支える壁式構造で部屋に柱がない分、部屋が広く感じられます。部屋をさえぎる柱がないので、自分の好きなものを好きなように配置しやすく、自分らしく室内をデザインしやすいのがこの物件の特徴です。リビングの壁は薄いグレーを基調としています。グレーには気持ちを落ち着かせる効果があるとも言われます。テレワークで自宅にいると気が散ることも多いですが、落ち着いた室内でパソコンに向かえば淡々と仕事をこなせそうです。もちろんWEB会議の背景にも問題ありません。サイドにはマルチクロークがありますので、散らかりがちな室内もスッキリ片付きます。必要なものは取り出しやすく、余計なものは目に入りにくい設計です。洋室はホワイトを基調とした壁に木目調のフローリングです。クローゼットもありますので収納も問題ありません。清潔感ある部屋にデスクを置けば、おのずと仕事もはかどるでしょう。テレワークで疲れた時には日が当たるウッドデッキのバルコニーへ。一戸建てのような広いバルコニーではありませんが、自分だけのスペースがあると嬉しいですね。テレワークですと自宅にこもりがちになりますが、気分を変えてくれる場所があると気持ちも明るくなります。自分らしくデザインされた部屋で集中して仕事に取り組めばテレワークの生産性も向上しそうです。

ウェルビーイングで仕事も日常も充実

心身を健康的に保つという意味のウェルビーイング。以前であればメンタルヘルスの話題は友人にも打ち明けにくく、会社内ではもちろんタブーでした。しかし、社会の意識が変化してフィジカル、メンタルの両方が健康であることが大切だと認識されるようになりました。シリコンバレーのIT企業が取り入れた瞑想の一種、マインドフルネスは、仕事のパフォーマンスを上げるだけではなく、精神的にも安定して幸せ度が上がるということで日本でも注目され取り入れる企業も増えました。こうした一見、業務に関係ない事を意識的に取り入れることはテレワークの効率を上げるかもしれません。マンションから10分ほど歩けば砧公園があり、園内には世田谷美術館、ランニングコースなどがあります。緑豊かな園内はただ歩くだけでも心が癒されますし、ランニングで汗をかけば心身共にスッキリします。近年、ビジネスにアート思考を取り入れるビジネスパーソンや企業が増えています。行きやすい距離に美術館があれば自然と足が向きます。美意識が鍛えられ、アート思考が身に付くことでより自由に、よりオリジナルな発想が生まれるかもしれません。そして、それは変化が早い時代に一番必要とされているかもしれません。自分らしい住まい、自分らしいライフデザインを砧で実現してみませんか。