ビジネスにおいて、欠かすことのできない議事録。会議や商談で決定した内容や議論の過程を記録し、参加者の認識を確かめて齟齬を解消したり、次回以降に活かすための備忘録の役割も持ちます。

テレワークが普及し、オンライン会議の機会も増えてきた昨今、遠隔でのコミュニケーションを円滑にするためにも、議事録は非常に重要なツールです。

しかし、議事録がビジネスにとって重要なものだからこそ、”議事録の作成”というタスクは作成する人にとって大きな負担になってしまいがちです。

以前の記事でも、Googleのオンラインドキュメント機能を使うことで、複数人でリアルタイムに議事録を作成し、会議が終わった頃には議事録ができあがっている!という会議の方法をお伝えしましたが、最近では、議事録の作成自体をAIが担ってくれるツールが続々とリリースされているんです!

参考)Googleドキュメントでオンライン会議を効率化する方法

「議事録は確実に残したいけれど、議事録作成の負担は軽減したい…」
という課題でお悩みの個人や企業の方に、おすすめの議事録作成ツールを4つご紹介します。

そもそも議事録作成は難易度の高いタスクである

議事録の作成は大変重要な役割でありながら、新人や若手の仕事として認識されている方や会社が多いのではないでしょうか?

確かに、込み入った議題を取り扱ったり、豊富な業務経験が不可欠なトピックの場合などは、新人や若手が積極的に議論に参加することが難しいこともあります。そんなときは、まず議事録を取ることで、基本的な知識や、会議や商談の進め方を学んでいくことができます。

ただし、議事録の作成にも様々なスキルが必要です。発言をすばやく正確に聞き取り記録するタイピングスキル、5W2Hなどを用いて誰にでも簡潔にわかりやすくまとめる編集スキル、要点を掴んで適切な順序や階層に情報を整理する構成スキルなど、総合的で高いスキルが求められるタスクなのです。

最初から適切な議事録が取れる人も多くありませんし、新人や若手に限らず、議事録の作成は非常に労力を使うタスクです。

負担の軽減とスキルギャップを埋める救世主はAI?!

テレワークが進んだ昨今、会議や商談がオンライン化したことで、近くの上司や同僚に気軽にアドバイスを求めることが難しくなりました。

遠隔でのコミュニケーションでは、チャットやメールといった「テキスト」での伝達が基本になりますが、そもそもテキストでのやりとりが苦手な人が、議事録作成のアドバイスをテキストで求めるのも至難の技。教えたりアドバイスをする側にとっても、難易度が上がってしまいます。

結果、できる人はできるけれど、苦手な人はなかなか習得や上達ができずに、スキルギャップは広がる一方。議事録の出来にも大きな差が出てしまう、という新たな課題が生まれています。

このように、議事録作成という負担の軽減と、作成する人によるギャップという課題にも有効な手段として注目されているのが、AIによる議事録作成ツールです。

テレワークでも大活躍!AIによる議事録作成ツールとは

AIによる議事録作成ツールとは、主にリアルタイムの文字起こし機能と、議事録作成を補助してくれるさまざま機能が備わったツールのことを言います。

ZoomやGoogle Meet、Teamsといった主要なオンライン会議ツールと連携することで、会議中の音声をリアルタイムで文字起こしすることが可能です。文字起こしといっても、従来のサービスのように単純に連続した文章として起こされていくだけではなく、発言者を識別して、自動で吹き出し・会話形式のレイアウトで見やすく表示してくれるものが主流です。

中には、日本語だけではなく、英語や中国語などの数十ヶ国語以上の文字起こし、および翻訳にまで対応しているサービスもあります。

AIの技術が進化してきたからこそできる技ですね。

文字起こし以外の機能としては、メモやタグ付け、画像の添付といった議事録自体の編集機能や、クラウド上にデータを保管することで同僚などどリアルタイムの共有ができる機能、音声データの分析、音声データやドキュメントとしての議事録の書き出し、SFAやダッシュボードツールへのデータの連携に至るまで、単なる議事録作成にとどまりません。

テレワーク時代のAI議事録作成ツール4選

今回は具体的に4つのAI議事録作成ツールをご紹介します。文字起こし機能はもちろん、それぞれ「会議の効率化」や「商談解析」など、注力している点が少しずつ異なりますので、ニーズにあったツールを選択されるとよいでしょう。

「会議終わりにもう議事録」AIGIJIROKU(エーアイギジロク)

出典: https://gijiroku.ai/

AIGIJIROKU(エーアイギジロク)は、議事録の作成に特化し、高い顧客満足度を獲得しているサービスです。ポイントは、音声認識精度。なんと、99.8%という高い精度を誇ります。その秘密は、業種別や各業界の専門用語を正しく記録するための専用の認識エンジンを開発してきた圧倒的な経験値。従来の文字起こしツールが気になっていた方も、その精度の低さで導入を諦めたことがあるかもしれません。すでに5,000社以上が導入しているAIGIJIROKUで、そのクオリティの高さを試してみてはいかがでしょうか。

連携ツール:Zoom、Skype、Teams、Google Meet、Webex
スマホ対応:iOS及びAndroidのアプリあり
特徴的な機能:99.8%の音声認識精度、30か国語対応のリアルタイム翻訳
プラン:フリー、パーソナル、チーム、ビジネスプランがあり、個人から法人まで対応