テレワークが一般的になり、自宅でお仕事をしている方も増えています。通勤の移動が無くなり、ストレスが緩和される一方で、ちょっとした運動の機会が無くなり、1日中ほとんど動かないという方も少なくありません。

一日中同じ姿勢を続けることで引き起こされるのが「血流不足」です。この血流不足は心身に起こる多くの不調の原因の一つでもあるのです。

本記事では、血流不足によって引き起こされる不調と、テレワーク中でも実践できる血流不足の解消方法をご紹介します。

座りっぱなしで意外と負担が大きいテレワーク

一般的になりつつあるテレワーク。在宅で仕事ができるため、通勤の時間や手間が減ったおかげで従来の出社スタイルの仕事よりもストレス少なく働けている方も多いことでしょう。

一方で、通勤による移動が無くなったり、会議などによるちょっとした移動が無くなったりしたことにより、一日中ほとんど動かなくなったという方も少なくありません。こうした歩いたり階段を上り下りしたりなどの運動をしなくなったことによる血流不足で、身体に不調が出るケースもあります。

ここではよくあるテレワークによる身体不調を見ていきましょう。

足のむくみ、腰痛や肩こり

一日中座りっぱなしの姿勢を続けることでまず影響が出るのが、ふくらはぎなどの足です。これは、長時間同じ姿勢でいることによりふくらはぎの動きが少なくなり、筋肉の収縮作用によるポンプ機能がうまく働かなくなってしまうことで起こります。

また、ポンプ機能が働かないことで身体に緊張状態が続き、血管が収縮して血流が悪くなります。血流が悪くなると、痛みやこりのもとが滞りやすくなり、腰痛や肩こりなどの様々な不調が起こりやすくなります。

自律神経の乱れによる睡眠不足

テレワークで長時間座りっぱなしなどの同じ姿勢を続けることで、体の不調だけでなく、自律神経の乱れも引き起こします。自律神経が乱れることで、ストレスを過剰に感じやすくなり、夜なかなか寝付けない、何度も起きてしまうなどの不調を感じやすくなります。

ご紹介したのはほんの一部ですが、このように血流不足は多くの心身の不調の原因になることがお分かりいただけたでしょう。テレワークで自宅にいるからといって、全く動かないというのは、実は不健康なのです。

テレワークの血流不足の解消方法

テレワーク中の心身不調を予防するためにも、血流不足改善は必須!
ここでは、テレワーク中でも手軽に実践できる、血流不足改善の方法をご紹介しましょう。

温タオルでふくらはぎを温める

手軽に実践できるのが、ふくらはぎを温めることです。

テレワークで座りっぱなしの姿勢を続けると、知らないうちにふくらはぎが冷えがちに。ふくらはぎを掌で触ってみて、手の温かさを感じるなら、ふくらはぎが冷えている証拠です。

ふくらはぎが冷えることで、筋ポンプがうまく働かなくなるため、温タオルなどで温めましょう。ふくらはぎを温めることで血流を促し、足の冷えやだるさの解消に繋がります。

温タオルは濡らしたタオルを電子レンジで30秒から1分程度温めるだけで手軽に用意できますので、ぜひ実践してみてください。(火傷をしないように十分注意をしてください)

仕事の合間に血流改善スクワット

スクワットは、血流不足の改善にぴったりな運動です。短時間で実践できるのも、お手軽さがあってテレワークにちょうど良いでしょう。

<血流改善スクワットの方法>
(1)両足を肩幅に開き、背筋をまっすぐ伸ばします
(2)手は胸の前か頭の後ろに置きます
(3)息を吐きながら4秒かけて、膝を90度くらいまで曲げます
   その際、膝がつま先より前に出ないように注意!
(4)息を吸いながら、4秒かけて膝を伸ばします

これを10回から20回程度、テレワーク中に2から3セット行なうと効果的です。膝などに痛みを感じる場合は無理のない範囲で実践してください。

朝~夕方まで着圧ソックスを履く

足を適切に圧迫することも、血流をよりスムーズにしてくれます。足の圧迫には、着圧ソックスの利用がお勧めです。

着圧ソックスは様々なタイプのものが市販されていますので、長さや強さなどご自分に合った商品を選んでください。ある程度長時間着用していても負担のないものが良いでしょう。

テレワークの業務中に着用することで、血流不足によるむくみなどを予防することができます。

まとめ

テレワークで長時間同じ姿勢を続けることで、どうしても血の流れが阻害され、多くの心身不調を引き起こします。

足のむくみももちろんつらいですが、血流不足は肩こりや腰痛、自律神経の乱れによる睡眠不足など、様々な不調の原因となります。また、こうした状態が続くことで、疲れが取れにくい身体になってしまい、改善するのに時間がかかってしまうことも。そうならないよう、なるべく初期のタイミングから血流不足を改善していきたいですね。

なるべく身体を動かす時間を作ることを意識しつつ、本記事でご紹介した血流不足改善方法を試してみてください。