近年、地球温暖化をストップさせるため、海外や国内で「CO2削減」に関する取り組みが注目されています。ペーパーレス化などCO2削減に注力している企業も増えているようです。企業とは規模は異なるものの、テレワーカー個人としても日々の心がけでCO2削減に取り組めます。こちらの記事では、実際にテレワーカーが取り組めるCO2削減について解説していきます。

CO2削減で知っておきたい、カーボンニュートラルとは

カーボンニュートラルとは 、二酸化炭素(以下、CO2)をはじめとする温室効果ガスの排出量から、森林などにおける吸収量を引いた数値を、ゼロにするという意味です。 2020年10月、日本政府は臨時国会で「2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする」、いわゆる「カーボンニュートラル」を目指すことを宣言しています。

カーボンニュートラルを実現するためには、温室効果ガスの排出量の削減をしながら、森林の吸収作用の保全をする必要性があります。

テレワーク中に意識したいCO2削減のためにできること

各家庭でCO2を排出する主な要因として挙げられるのが、家電と照明です。環境省では、一人あたり1日1kgのCO2を削減するよう、推奨しています。この目標を達成するため、テレワーク中でもできる取り組みがあります。ここではテレワーカーが普段の生活で取り組めるポイントを5つ紹介します。

参考記事:1人1日で1kgを目指して CO ダイエット|首相官邸ホームページ

LED照明を使用し、こまめに消灯する

LED照明は、一般的な電球と比較してエネルギー消費量の少ない照明です。1年あたり約16kgのCO2削減につながります。しかもLEDは長寿命なので、交換の頻度が減らせるのもポイントです。また、使用しない部屋の照明はこまめに消灯することを意識しましょう。

参考:LED照明って、何がお得なの?|あかり未来計画

保温機能が備わっている家電のプラグを抜く

炊飯器やケトルなどの保温機能がある家電類はテレワーカーにとっても便利なアイテムです。「よく使うから電源を入れたままでいいや」「コンセントに入れても保温モードなら電気代はかからない」と思う人もいることでしょう。この類の家電は、保温されていれば電力が消費されます。炊き上がったお米が炊飯器に残ってしまう場合は、炊飯器の電源を切り、容器に移し、冷蔵庫や冷凍庫に保管しましょう。

参考:日常生活における温暖化対策 家庭編|独立行政法人環境再生保全機構

テレビの画面を明るすぎない設定にする

テレワークの前後やテレワーク中にテレビを観る、テレビゲームを楽しむという人もいることでしょう。テレビの画面は明るければ明るいほど、電力を消費します。夜だと明るさがちょうど良いが、昼だと画面が観にくいという場合などには、テレビの明るさを調整しましょう。自動調整の機能があれば、それを利用するのもおすすめです。

参考:家庭のCO₂削減ハンドブック|香川県

フードロスを減らす

テレワーカーは、自宅でご飯を食べる機会が多く、すき間時間にキッチンに立って料理をすることもあることでしょう。頻繁にキッチンに立つ機会があったとしても、冷蔵庫やパントリーの食材の消費期限を確認したら過ぎてしまっていた!ということを経験したことがある人は多いと思います。

野菜や果物の廃棄すべき部分と卵の殻などは、基本的に食べられないので、ゴミの扱いになりますが、消費期限の過ぎた食料や食材の破棄が多くなると焼却処分するためのエネルギー消費量が上昇する一方です。消費期限に注意をして、計画的に調理したり、食べたりしましょう。肉や魚といった生鮮食材のなかには、冷凍するなど適切に保管しておけば、消費期限を過ぎても加熱すれば食べられる食材もあります。日頃からフードロスを減らすよう努めていきましょう。

宅配サービスの利用はまとめ買いと宅配ボックスの活用を意識する

テレワークの普及に伴い、利用頻度が増えたのが、宅配サービスです。小出しで発注したり再配達になると、配送車の行き来が増えるため、燃料排出量が多くなります。配送担当者の負担を減らすためにも、なるべく複数のものをまとめて買うこと、宅配ボックスを使うことを意識しましょう。

CO2削減を普段から意識してテレワークを

今回は、普段の生活でお手軽にできるCO2削減の取り組みについて紹介しました。今回紹介した5項目以外にも、エアコンや便座の温度調整などでもCO2を削減することができます。住まいや間取りによって取り組める内容は異なりますので、「CO2削減 家庭」「CO2削減 テレワーク」などで検索し、今の自分にできる最適なCO2削減の取り組みを洗い出してみてくださいね。