コロナ禍の影響によって働き方が変わり、テレワークになったという人もいることでしょう。テレワークがメインとなると家族以外と対面する食事の回数が減り、仕事の人間関係が希薄となっている人もいるかもしれません。こちらの記事では、テレワークをメインに仕事をしている方向けに、人間関係を円滑にする効果をもたらすリモートランチ会を提案および企画するポイントを紹介します。

リモートランチ会は仕事の人間関係を円滑にする

働き方がテレワークとなると、対面する機会が減ります。この状況のなか、テレワークのみで仕事を続けていくと、コミュニケーションの行き違いによる誤解が生じてしまい、「やりづらさ」を感じるということもあるかもしれません。それを防ぐための一つの方法として、リモートランチ会をする機会を設けることが挙げられます。ランチ会という業務から離れた場で交流することは、人間関係を円滑にする効果をもたらし、テレワーク中でも仕事がよりスムーズに進むことでしょう。

また、新しく入社した人に対しては、歓迎会的なランチ会を設けると、人間関係の不安を払拭できるなどの効果もあります。

テレワーク中のリモートランチ会を企画提案するポイント

リモートランチ会を機に人間関係を円滑にしたいなら、事前の準備が重要です。この章では、企画および提案するポイントについて紹介しましょう。

目的を明確にする

ただ気まぐれに「ランチします」ではなく、「今回のランチは、●●チームの交流会」「新入りの●●さんを迎えてのランチ会」などの目的を明確にしましょう。目的が決まっていると、招待された側も判断しやすく、参加率がアップします。

用意するランチのスタイルを事前に決めておく

リモートランチ会の当日に参加者が慌てぬよう、ランチのスタイルを、各自に任せる、または福利厚生として何らかのデリバリーサービスを利用するといったことを決めておきましょう。デリバリーサービスを利用する場合、金額の負担の詳細(※ここでは各自負担か会社負担なのかなど)を忘れず伝えましょう。

当日の内容を考える

リモートランチ会を段取り良く行うには、当日に実施する内容や時間配分を考えておくと良いでしょう。例えば、アイスブレイクのネタに「ふるさと自慢」などと決めておくと、話が盛り上がるかもしれません。また「ランチ中ほとんど話せなかった」というメンバーが出ないよう、時間配分も決めておきましょう。

組織の規模が小さくなければ「シャッフルランチ会」を企画提案もあり

組織にいるメンバーが30人以上の場合、交流ができていない人もいることでしょう。特にテレワークだと、出社している時以上に仕事で関わりのないメンバーとの交流が少なくなりがちです。

このような形態の組織であれば、交流があまりないメンバーとの「シャッフルランチ会」を企画提案すると、参加対象者のワクワク感を上げられるでしょう。例えば、チャットグループのメンバーにいるのを知っているけれどテレワーク時になかなか接点を持てない人がいたら、リモートランチで交流の機会を作ると新たな発見があり、仕事やプライベートに役に立つということがあるかもしれません。

「リモートランチ会」を企画提案するならテレワークライフの充実にフォーカスしよう

リモートランチは、テレワークの貴重な時間に実施する会であり、これからの仕事や人間関係を円滑にする機会の一つです。テレワークでしかコミュニケーションを取ったことがない、またはテレワークでなかなか他のメンバーと交流ができないという参加者にぜひ参加したいと思ってもらうためには、参加者目線に立ち、企画や提案を進めるのがポイントです。こちらの記事を参考に、テレワークライフの充実を図っていきましょう。