2020年の新型コロナウイルスの流行から2年。感染症対策の一環として取り入れられたテレワークも普及し、今ではウィズコロナとして、テレワークと出社をハイブリッドで取り入れる企業も増えてきました。それに伴い、物件の探し方にも変化が出てきています。

今回は、テレワーク×出社のハイブリッドに対応できる物件選びのポイントを解説していきます。

テレワークは推奨されているが、出社が増えた人も増加傾向に

感染症対策として取り入れられたテレワークですが、感染症の拡大が落ち着いてきた今、少しずつ出社を増やしている企業も少なくないようです。

「すべての人にテレワークという選択肢を」をビジョンに掲げるラウンズ株式会社が緊急事態宣言が解除された2021年10月に行ったテレワークに関する独自調査(※)によれば、19都道府県に発出されていた緊急事態宣言が解除された2021年9月末以降、「出社日が1日以上増えた」と回答した人が34%に上るという結果に。出社日が増えたと回答した方のうち、「1日増えた」が全体の19%と最も多く、次いで「3日以上増えた」と回答した方が全体の10%という結果になりました。

ウィズコロナ・アフターコロナを見据え、企業も働き方の見直しや方向転換を行っていることがわかりました。

つまり出社の機会が増えるということは、いくらテレワークが普及したとは言え、地方や郊外への引っ越しを改めて考え直したほうが良いタイミングなのかもしれませんね。

※ 調査概要
調査元:ラウンズ株式会社(https://roundz.jp/)
調査方法:インターネット調査
調査期間:2021年10月14日(木)〜31日(金)
有効回答数:N=124
(ラウンズ株式会社の運営するテレワーク専門メディア「シゴトバ 」の読者を対象)

テレワークと出社のハイブリッドに対応するテレワーク物件の探し方

ここまでみてきたように、現在は出社とテレワークを両方取り入れたハイブリッド制度を取り入れる企業が増えています。そのため、テレワークが推奨されているからと言って安易に地方や郊外に引っ越しをしてしまうと、出社の度に交通費や移動時間がかかり、疲弊してしまうかもしれません。

「オフィスを持たない/縮小した」「はじめからフルリモート」などの会社にお勤めでない限り、いつかは出社のタイミングが来ることを見越して物件を探すことを強くお勧めします。

ここでは、テレワークと出社のハイブリッドに対応するテレワーク物件の探し方をご紹介していきます。

1:会社まで通勤がしやすい物件

まず念頭に置いていただきたいのが、会社へのアクセスです。

出社が増えると、長時間の通勤は非常にストレスになります。物件選びのポイントとして、「家から会社までの距離が近い」もしくは「家から会社までの距離は遠いが、乗り換えがない」などが好ましい条件です。地方や郊外の場合はバス移動も便利なので、バス停の位置や本数もチェックしておきましょう。

2:インターネット回線が引かれている物件

テレワークを行うにあたり、住んでいるマンション・アパートにインターネット回線が引かれておらず、改めてご自身でポケットWi-Fiなどを契約した方もいらっしゃるのではないでしょうか。出社をする機会が増えると、その分自宅でWi-Fiを使用する機会も減ります。つまり、契約したポケットWi-Fiなどを使用する時間が減りますので、月額費用が少しもったいないですよね。

物件の中には、インターネット回線がすでに引かれており、住民であれば無料で使用できる物件もあります。そういった物件に引っ越しをすることで、ご自身でWi-Fi環境を用意する必要がなくなるので、無駄な出費をしなくて済むのです。

もちろん会社から通信費の支給があったり、Wi-Fi機器の貸し出しがある場合はそちらを有効活用して、好きな物件でテレワークをするのも良いでしょう。

3:駅近の物件

これも通勤のしやすさに直結しますが、テレワークと出社のハイブリッドが予想される場合は、なるべく駅近物件を選ぶべきでしょう。それだけで出社のしやすさがグンと変わります。

通常駅の近くには、飲食店やコンビニ、スーパーや病院などが集まっているため、駅近の物件に住むことで生活の質の向上にもつながります。つまり、出社の利便性があるだけでなく快適なテレワーク生活を送ることもできるということですね。

以上の3つのポイントをチェックした上で、ご自身が住みたい地域を選んでみてください。そうすれば出社する機会が増えても、きっと不便に感じることは少ないはずです。

まとめ

感染症の拡大が落ち着いてきた今、より多くの企業がテレワークと出社のハイブリッド制度を選択する可能性があります。また、出社が増えるということは、お客様先への訪問やオフラインのイベント、セミナーなども徐々に増えてくるかもしれません。

そうなった場合に備えて、快適なテレワークだけでなく出社にも便利な立地・環境の物件を選ぶことが非常に重要になってくるでしょう。

今回ご紹介した3つのポイントをしっかり抑えて、理想の物件を探してみてくださいね。