11月18日が「いい家の日」ということはご存知でしたか?
現在、新型コロナウイルスの流行や働き方改革の取り組みにより、テレワークをされている方も多いと思います。その際、家の間取りや広さなど「家」の環境について気になることも多いのではないでしょうか。

本記事では、「いい家の日」にちなんで、テレワークを行うための良い家についてどのような視点で検討すると良いかをご説明いたします。

11月18日は「いい家の日」!

11月18日は、その数字の並びから「いい(11)いえ(18)」と読むことができるため、「自分にとって本当に良い家」について考えてもらうきっかけを作ったり、住宅について関心を持ってもらうことを目的として「いい家の日」と制定されました。
また、その制定目的には事業者の立場から、「住宅市場がさらに盛り上がるように」という願いも込められているそうです。

<テレワークのよくある悩み>

日常生活でももちろんなのですが、特にテレワークをしていると家について考える機会も多いのではないでしょうか。

テレワーク中の悩みとしてよくあるのが、「環境が整っておらず、仕事に集中できない」という声です。具体的には、部屋に十分な広さや防音環境が整っておらず家族の生活音が気になったり、生活と仕事のスペースが同じになってしまい、オンとオフの切り替えが難しいと感じたりする人が多いようです。

働き方改革が進み、今後もテレワークが続く予想されます。ですから、毎日働く環境はしっかり整えたいですよね。

テレワークがはかどる良い家を考える

では、「テレワークがはかどる良い家」とはどんな条件から検討すれば良いのでしょうか。ここでは、気を付けて考えたい4つの観点をご紹介いたします。

<間取り:仕事道具の量から最適なスペースを考えよう>

職種や業務内容により、仕事道具の量は人それぞれだと思います。複数のモニターなどパソコン周辺機器が多い場合はその分広いデスクが必要ですし、パソコン1つのみで作業ができる場合はそれだけのスペースがあれば十分でしょう。

最低限のスペースにすれば、家の中でうまく活用できていない空間をワークスペースとして生き返らせることもできるかもしれませんね。
また、ワークスペースと生活スペースが分かれている方が集中できる、子どもの様子も確認したいのでリビングに近い方が良いなど、ワークスペースと生活スペースの仕切りについては人によってそれぞれ好みが違うと思います。自分にとって最も集中できる間取りを考えて、ワークスペースを設計するようにしましょう。

<明るさ:適切な照明を整えよう>
テレワーク中、特にWeb会議をしていると照明が気になることがあるのではないでしょうか?照明が暗いせいで自分の顔が暗く映ってしまったり、照明の色が原因で顔色が悪く映ってしまったりと、照明次第で相手に与える印象が変わってしまう可能性も十分あります。

テレワークを行うための家やスペースを考える際は、照明の位置や明るさ、そして色味もよく検討するようにしましょう。

明るい照明が必要なWeb会議の場合と、自分ひとりで作業をする時間とで照明を使い分けるのも良いかもしれませんね。このような照明の使い分けには、色味や明度を段階的に調整できるものがおすすめです。

<防音:会議が多いなら遮音性も考えよう>
Web会議の際は、いつも以上に周囲の音が気になりますよね。生活音が多いと「相手に聞こえてるんじゃないだろうか」とハラハラすることもあると思います。そのため、Web会議が多い職種の場合はワークスペースの遮音性も考えることが非常に重要です。

家や部屋の間取りが悪くどうしても生活音が気になってしまう場合は、「防音室」や「防音壁」の活用もおすすめです。ワンルームでも使用できるような設置型防音室も販売されているので、ぜひ探してみてくださいね。

<健康:体に合うデスクや椅子をそろえる>
新型コロナウイルスの流行により突然テレワークを言い渡され、とりあえず家にあったデスクや椅子で仕事をされている方もまだまだ多くいらっしゃるのではないでしょうか。

特にダイニングテーブルなど、本来は長時間作業をすることが想定されていない机で仕事をしている方はぜひ環境を見直してみませんか?なぜなら、そういった机を長時間使用することで体への負担が大きくなってしまうからです。

デスクや椅子を長時間の作業に適したものに変えるだけで、かなり体への負担が軽減されます。

今後もしばらくの間テレワークが想定される場合は、今一度、体への負担が少ないデスクや椅子に切り替えてみてはいかがでしょうか。お値段は少し張りますが、長期的な視点で考えると健康への投資になると思います。テレワーク用家具をサブスクリプションでレンタルできるサービスもあるので、購入ではなく、そういったサービスを活用してみるのも良いかもしれませんね。

まとめ

いかがでしたか?今回は、11月18日(いい家の日)にちなんで、「テレワーク中のいい家」を考えるための視点をいくつかご紹介しました。

現在のテレワーク環境に少しでも不満がある方は、この機会に家ごと見直して仕事の生産性をアップさせてみてはいかがでしょうか。