ガチャガチャ市場は400億円規模!
ガチャガチャの正式名称は、カプセルトイ。
玩具業界専門の月刊紙『トイジャーナル』の調査によると、カプセルトイの市場規模はこの20年ほど250億~330億円で推移してきていました。ところが2019年度には400億円規模に。
新型コロナウイルスの感染拡大が始まった2020年以降は、旅行や帰省ができないなどの外出制限もあってか、近場で楽しめるアミューズメントとしてさらに人気が加熱。「ガシャポンのデパート」というカプセルトイ専門店も、旗艦店である東京の池袋をはじめ全国30店舗以上と出店を拡大しています。
200円〜300円ほどで手に入る精巧なミニチュアは、人気のキャラクターものから、三角コーンやバスの降車ボタンなどのマニアックなモチーフなど様々。中には1回5千円という高額さでありながら、フィンランドの人気デザイナー、アルヴァ・アアルトのチェア(6万円相当)が手に入る可能性があるという大型のガチャガチャも存在します。(2021年8月22日までの限定、現在は終了)
どこにいてもやりたい放題
さて、そんなガチャガチャ界においても、やつらは任務を遂行しているようです。そう、ジャマ猫業務を…。
エポック社から発売されている、その名も「テレワークじゃま猫」。
ジャマ猫たちが社会の中で存在感を増す中、ついには活動の場をガチャガチャにまで広げたということでしょうか。さっそく、ラインナップを見ていきましょう。

おっと、ジャマ猫業務に勤しんでいるというのは誤報だったのでしょうか。どう見ても、仕事をしています。プレゼン資料?それとも営業報告資料?その目は真剣そのものです。トラックパッドに置かれているのは、忙しい時に借りたくなるアレですね。作業中失礼しました!どうぞ続けて下さい。
では次はどうでしょうか…

これは完全にジャマ猫です。エスケープキーを押されてしまわないか、ハラハラするシーンです。しかも、画面には謎の黒い手が見切れています。商談相手もジャマ猫被害にあっているのかもしれません。ところでこの白いノートPCは、懐かしのiBookでしょうか。あの、とんでもない重さが蘇ります。

これはセーフでは?と思いましたが、事件は画面の向こうで起きていることにお気づきでしょうか?完全に、ヒトではないものがしれっと出席しています。可愛いので、これはこれで気づかないフリをして進行したいですね。「あれ?なんか日焼けしました?」なんつって。

テレワーク時の適度な休憩を教えてくれるパターンのジャマ猫です。もはやキーボードに手を置く余地はありません。諦めてお茶を入れに行こうか、というあるあるシーンがフィギュアになっています。そうそう、席を離れる時はこうやって画面をロックして。さもないと、大事なファイルを消されてしまうという悲劇が起きかねません。

こちらにいたっては、パソコンにくっきりと残された足跡から、相当な妨害を受けたことが伺い知れます。ジャマ猫業務に疲れてしまったので、一時休戦というところでしょうか。それでも、足の先を引っ掛けているあたり、あるある〜!と叫びたくなります。

もはや仕事の継続を諦めた様子です。勤務中にあるまじき、ゲームの画面が立ち上がっていますね。猫が立ち上げたのか、諦めたヒトが立ち上げたのか、深堀りはやめておきましょう…。「NEKO PUZZLE」、どんなゲームなのか気になります。
見つけたらガチャってみよう
以上の全6種で1回200円。ガチャガチャという性質上、設置されている場所を特定することは難しいので、街中などで出会った時には逃さずガチャりたいところです。
「かわいい〜♪」と浮かれて、わが家の作業スペースに飾っちゃった日には、すぐさまもふもふの手ではたき落とされる未来がくっきりと見えている、TeleWorker編集部のみゃくこでした!