猫とテレワーカーさんにまつわる、壮絶かつほっこりしてしまうエピソードを羨ましく思っている非猫飼いさんにも朗報です!動物が飼えない環境でも問題なし。猫と、PC作業には欠かせない「Enterキー」が出会って生まれた謎多き癒やしツールをご紹介。
猫とEnterキーの相性はそもそも最悪
作業中にジャマをしてくる猫に触られたくないキーNo,1といえば、Enterキー(筆者調べ)。文書作成における改行のほか、作業内容が確定される機能が割り当てられていることはご承知のとおり。ジャマ猫被害としてよく起きる事例に、ファイル名を謎の暗号に改変される、改行連打により空白ページが量産されるといった事が挙げられます。筆者も、2時間以上かけて書いた渾身の原稿を暗号文字で上書きされそうになったことがあります。あれは、思い出しただけでも身の毛がよだちます…。
Enterキーを無遠慮に踏んづける猫に、ヒヤッとしたテレワーカーさんも多いはず。両者はまさに水と油、絶対に出会ってはいけない者同士だったはずなのです。しかし、そのEnterキーと猫が出会ってこのたび生まれた商品が。その名も「にゃんたー」、コンセプトは「使う人をただ幸せにするだけのパソコン専用アクセサリー」。どんな仕掛けが搭載されているのか気になります。
気になる機能は?
まずは、9月に発売されたばかりのそのお姿を確認しておきましょう。こちらが「使う人をただ幸せにするだけのパソコン専用アクセサリー」、にゃんたーです!

シンプル!!
黄金色に輝く真鍮材から削り出された、しなやかな猫の躯体が美しいです。美しいですが、どのような仕掛けで使う人を幸せにしてくれるのでしょうか。
もしかして、ターン!と威勢よくEnterすると「にゃーん」と鳴いてくれる?まさか、改行の矢印マークが肉球とかになる?
今いちど、コンセプトを思い出してみましょう。「使う人をただ幸せにするだけ〜」。そう、にゃんたーは、ただそこに佇むだけの存在。剥離可能な付属の両面テープで、ぺたりと貼り付けるだけの簡単装着。あとは、PCを開くたびにEnterキーの上で寝転がる可愛い姿を目の端にいつも感じることができるというわけです。
ときには、小指でそっと撫でてみれば幸せが倍増するとか、しないとか。

誰が作っているの?
にゃんたーを企画・制作しているのは、確かな腕を持つ老舗の金属加工会社。昭和50年に創業し、「時が流れても変わらない人の温もりを感じるモノ作り」を理念とする山本製作所有限会社です。
山本製作所では、にゃんたーの他にもマスク一時保管ツール「しっぽ貸し手」などを展開。

これらの猫グッズ、実は会社に現れる野良猫をモデルに作られたんだとか。担当者さん、相当な猫好きですね。

ご紹介したグッズは、山本製作所の販売サイトから購入することができます。猫と一緒に仕事してみたいぞ!という方も、すでにジャマ猫被害を受けている方も、Enterキーをにゃんたーにしてみると、新たな世界が開けるかも?
なお、ノートPCにご使用の際には、閉じたときにモニターに干渉しないかなど、十分に確認の上ご使用くださいね。TeleWorker編集部のみゃくこでした!
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にゃんたー
身長:約27mm 幅:約17mm 厚み:約1.2mm
価格:1.320円(税込)
▼にゃんたーの販売ページ
https://yssbrand.base.shop/items/51439963
▼山本製作所有限会社
https://yss-brand.jp/