普段は一人でランチをする印象があるテレワークですが、テレワーカー同士でオンラインランチをすることはどのようなメリットをもたらすのでしょうか。お役立ち情報とマナー一緒に解説していきましょう。

家で仕事をすることはお気楽と孤独の2つを感じることも
通勤時間がゼロというテレワークは朝ものんびりできる、着る服もあまり考えない点では、お気楽かもしれません。とはいえ、対面で仕事ができない寂しさを抱くというテレワーカーもいるのが現実です。特にオフィス勤務のときの仲間とテレワークをしている人なら、「会えなくて寂しい」と思うのではないでしょうか。

そんなときにおすすめなのが、オンラインランチをする機会をつくることです。
次の章でオンラインランチにまつわる情報を紹介します。

オンラインランチを行うメリット

テレワーカーのなかにはオンラインランチを積極的にしたい人、あまりしたくない人などがいるかもしれません。主なメリットについては次のとおりです。

コミュニケーションが円滑になる

オンラインの環境でもテレワーカー同士で仕事やプライベートの話をランチの時間にすることで、相手との心の距離が縮まります。実は高校の後輩だった、同じ趣味だった……などの情報も拾えることがあるので、今後のコミュニケーションが円滑になるかもしれません。普段チャットのやり取りだと、業務連絡がメインとなるので相手のことが見えないことがありますが、ランチのような仕事と切り離した時間を設けることは「つながり」が強くなります。オンラインランチは、今後の仕事においても有益の時間といえるでしょう。

新しい人が馴染みやすくなる

オフィス勤務で新しい人が入るとやることの一つといえば、ランチや飲み会として歓迎会をすることです。対面なしでテレワーカーとして入る人のなかには、「どんな人がいるのか」と少なからず不安を抱くかもしれません。そんなときにおすすめなのが、参画した早いタイミングでテレワーカー同士のランチ会を開催することです。このようなランチ会を設けることは、新しい人にとって安心感を与えます。

時間的に参加者が集まりやすい

オンラインランチ会は、夜のオンライン飲み会の参加が難しいテレワーカーも参加しやすいのがメリットです。特に主婦でテレワーカーというメンバーは、夜のオンライン飲み会の参加が難しいかもしれないので、ランチを企画すると喜ばれることもあるかもしれません。

オンラインランチでおすすめのサービスとは?

オンラインランチを企画するときに考えるのが、メニューのことかもしれません。
自分で作ったり、Uber配送をかけたりなど各自で用意するというのも手ですが、せっかくの貴重なランチタイムだからこそ、外食感覚で普段の食事と違うモノを食べてみたいというテレワーカーもいるのでは。

最近ではオンラインランチ向け宅配サービスが増え、バラエティ豊富。おすすめのサービスについてピックアップしていきましょう。ここではレンチンで加熱できるランチサービスのラインアップとなっています。

オフィスおかん仕送り便

(出典:株式会社OKAN

『オフィスおかん仕送り便』は、健康を重視したお惣菜の食べきりサイズをオフィスに届け販売する福利厚生サービス・オフィスおかんが展開しているサービスです。従来のオフィスにお届けしていたメニューを従業員の自宅に届けます。企業の福利厚生サービスで展開しているので、会社のオンラインランチとしておすすめです。なお、配送先は全国エリア対応となっています。

公式サイト
テレワーク対応した食の福利厚生!「オフィスおかん仕送り便」とは?

nonpi foodbox

(出典:株式会社ノンピ

nonpi foodboxは、コロナの影響で仕事仲間とのランチや飲み会ができなくても、オンラインでお手軽に食事を楽しめるサービスです。メニューはお酒に合うものが多いですが、ランチ向けのメニューは和食と洋食を用意。しかも惣菜類は一口大にしているので、食べやすいという声も挙がっています。
※写真は洋食ランチのメニューです

公式サイト
nonpi foodbox™

nosh

(出典:ナッシュ株式会社

nosh(ナッシュ)は、ヘルシーかつ糖質制限をコンセプトにしたお食事とスイーツの宅配サービスです。数十種類のメニューを展開しており、そのなかからお好みのモノを選ぶ流れとなります。ヘルシーで、かつ贅沢にオンラインランチをしたいテレワーカーにおすすめです。なお、noshは個人利用と法人利用の両方でサービスを展開しています。

公式サイト
【nosh-ナッシュ】ヘルシー・低糖質の食事宅配サイト

オンラインランチをやるときのマナー

オンラインランチをするときも、いくかのマナーをわきまえる必要があります。

遅くても2~3日前に日程を決める、忙しい時期の実施はなるべく避ける
オンラインランチをするときも対面でのイベントと同様、事前に日程をいくつかピックアップし、調整をしましょう。このような配慮によって、参加する側もオンラインランチに合わせて仕事を進めることができます。

また、繁忙期や長期休暇(お盆や年末年始)の前後は、仕事が忙しいことが予測されるので、できるだけ忙しい時期の実施を避けた方が良いでしょう。

食物アレルギーの確認を忘れずに
オンラインランチをお取り寄せする場合、必ずしておきたいのが、参加するテレワーカーの食物アレルギーの確認です。いくつか候補を考え、個々で確認することをおすすめします。

無理強いしない
仕事関係のイベントでよくありがちなのが、参加や食べるものなどを強要することです。オンラインランチに参加したいけど、どうしても家のご飯が食べたい、食物アレルギーでお取り寄せのランチで対応できないなどの場合もあります。今後の関係性を考えて、相手の考えを尊重するのが大切です。

オンラインランチは人間関係と仕事にメリットあり、機会があれば参加を
今回はテレワーカーのオンラインランチのメリットやおすすめメニューといったお役立ち情報を紹介しました。オンラインランチには、テレワーカー同士のコミュニケーションを円滑するなどの良い効果をもたらすので、機会があれば参加してみてはいかがでしょうか。オンラインランチで関係性を築くことで、今後のテレワークにも良い影響を与えるかもしれません。