Googleカレンダーは、テレワーカーからも多くの支持を集める予定管理ツール。無償版のGoogleアカウントや有償版(企業向け)のGoogle Workspaceのアカウントを持っていれば誰でも利用できます。

実はこのGoogleカレンダー上で、Zoomの会議予定を作成できることをご存知ですか?

オンライン会議の予定管理を効率化して、快適なテレワーク環境を手に入れましょう。

Googleカレンダー愛用者の悩み

Googleアカウントを持つ利点は、業務に必要なさまざまなGoogle製のツールを利用できることにあります。Google Meetというビデオ会議ツールもその一つ。Googleカレンダーで予定を作成すると、Google Meetの会議URLが自動生成されます。

打ち合わせ相手がGoogleアカウントの保持者であれば、Googleカレンダーで予定を作成してゲスト招待するだけでオンライン会議を設定できるので、とても便利です。

ただし、実際には相手がGoogleアカウントを持っていないことや、Zoomなど他ツールで打ち合わせしましょう!となることもしばしば。

そんなとき、Zoomアプリを開いて、会議予定を作成して、会議URLをGoogleカレンダーの予定に貼り付けて…という作業をしていませんか?これが、地味に面倒なんですよね。

GoogleアカウントのZoomアドオンで解決!設定方法は?

「GoogleカレンダーでZoomの会議URLが作れたら便利なのに…」と思っていたら、ありました!Googleアカウント向けのアドオン(拡張機能)を追加することで、簡単に実現できるんです。

1. Googleカレンダーを開く 普段利用しているGoogleアカウントにログインし、Googleカレンダーのページを開きます。

2. [+ (アドオンを取得)] をクリック 画面右側の[+ (アドオンを取得)]ボタンをクリックし、Google Workspace Marketplaceにアクセスします。

3. [Zoom for GSuite] を検索し、インストール 検索窓で[Zoom for GSuite] を検索、もしくは候補から探して、選択。[インストール] をクリックします。

4. Googleアカウントへのアクセスを許可 [Zoom for GSuite] がGoogleアカウントへアクセスするための確認画面にて、[許可] をクリックします。

5. Zoomへログイン インストール完了後、画面右側に表示される[Zoom for GSuite] をクリックし、Zoomアカウントにログインします。 ※Zoomアカウントをお持ちでない場合は、ここからサインアップも可能です 。

6. Zoomアカウントへのアクセス許可 GoogleがZoomアカウントへアクセスするための確認画面にて、[許可] をクリックします。

7. 準備完了!

※企業版のGoogle Workspaceをご利用の場合、管理者によりアドオンの利用制限がかけられている場合があります。アドオンを追加できない場合は、Google Workplaceの管理者にお問い合わせください。

GoogleカレンダーでのZoom会議の作成方法

それでは早速、GoogleカレンダーでZoom会議の予定を作成してみましょう。

1. Googleカレンダーで予定を作成する 画面左上の[+新規]ボタンをクリック、もしくはカレンダー上で予定を作成したい時間をドラックして、予定を作成します。

2. Zoomの会議URLを追加 予定のタイトルなど必要情報を入力し、[Google Meet のビデオ会議を追加] ボタン横のプルダウンメニューから [Zoom Meeting] をクリックします。

3. 予定を保存 Zoom会議が生成されたことを確認したら、予定を保存します。

4. 会議への招待と参加

(会議の同席者を招待) Googleカレンダーで作成した予定をクリックし、[参加手順] をクリックすると、Zoom会議URLとミーティングID、パスコードが表示されます。これらをコピーし、同席者にメールやチャットなどで共有しましょう。

(会議への参加) 自身が会議に参加するときは、Googleカレンダーで作成した予定をクリックし、[Zoom Meeting に参加] をクリックするだけ。

GoogleカレンダーとZoomの連携で、予定管理を効率化

いかがでしたか?GoogleカレンダーとZoomを連携すれば、Googleカレンダー上でオンライン会議の予定管理が完結できます。予定管理の煩わしさから開放され、快適なテレワーク環境を手に入れましょう!