私は先日、第一子を出産し、子どもを見ながら、ゆるくテレワークをしています。仕事のポジションの都合もあり、まるっと産育休をとることはせず、産後はできることから徐々に復帰していくという形を選択しました。

私以外にも、個人事業主として働かれている方や企業経営者など、産育休の取得が困難な方は一定数いらっしゃると思います。

私自身、初めての妊娠・出産・子育てということで、何もかもわからないことだらけ。特に産後の働き方は、子どもが生まれてみないとわからないことも多く、準備をしておきたいけれど、未確定要素が多すぎて決めるに決めれず、もやもやする状況でした。

そこで、今後、子育てをしながらテレワークで仕事をされる予定の方へ、働き方のイメージを持っていただけるように、私自身の実体験から、気づきやコツをお伝えしていきたいと思います。

※お子さんやご自身のコンディション、パートナーや周りのサポートの有無などにより、状況はかなり異なると思います。産後はできるならば、母体をしっかり休めることを大切にしていただければと思います。

1日のリズム、スケジュールはどうなる?

・産後1週間

通常、産後は1週間ほど病院や産院に入院し、徐々に子育てのリズムを掴んでいくことになります。

私の場合、1週間弱の入院期間中は母子別室で、授乳をするため、3時間ごとに看護師さんが子を自室に連れて来てくれる形でした。よって、ある程度一定のリズムで過ごすことができ、次の授乳までどのくらいの時間があるのかを把握できたため、合間合間でチャットやメールといった仕事の連絡は確認できましたし、「疲れたからいまのうちに寝ておこう」という調整もできました。

「思いの外、仕事ができてしまう…どうしよう…(苦笑)」と思っていた矢先、全くの予想外だったのが、授乳指導の苦痛。

産後数日の間で、母体のホルモンのバランスは大きく変化し、母乳を作り出そうとするために胸が張ります。新生児はまだうまく母乳を飲むことができず、飲める量も少ないため、供給量が過多になることも。のちの乳腺炎などを避けるためにも、この時期にしっかりマッサージすることが重要なのだそう。そのマッサージが激痛なのです。放っておいても激痛、マッサージも激痛で、地獄のようでした…。

授乳指導は一例で、この時期は思いがけない身体的・精神的な負担があるかもしれません。やはり、産後間も無くは仕事の予定は入れないことをおすすめします…。

・産後2週目〜4週目

退院後、自宅での新しい生活がはじまります。最初は、そのリズムに慣れるのに四苦八苦。実際に家に帰ってみると、赤ちゃん仕様の部屋の使い勝手が見えてくるので、配置を変えてみたり、必要なものを買い足してみたりで、落ち着くまでに少し時間がかかります。

私の場合、合間合間で仕事ができるのは入院中とあまり変わらなかったものの、やはり産後の2週間検診くらいまでは、落ち着く時間がありませんでした。

ただ、2週間をすぎてくると、子どもが寝ている間にすこーしだけ余裕が生まれました。生後1ヶ月を過ぎてから気づいたことなのですが、新生児はまだ体力もなく、起きていられる時間が長くありません。そのため、寝ている時間が多いのです。ただし、その睡眠時間も、連続して寝てくれるか、超細切れ睡眠かは、子どもの個性。生まれてみないとわかりません。

我が子の場合は、放っておくと3〜4時間まとめて寝てしまう子だったので、この時期も、じっくり思考しないといけないタスクは難しいですが、簡単な作業や連絡などはできる状況でした。

どんな環境を用意すべき?

上記のようなスケジュール感を踏まえた上で…「少しでも仕事ができそう」「仕事がしたい」というときには、どんな環境を用意すべきでしょうか?

子どもの首もまだ座らず、寝返りもうてないうちは、基本的に一定の場所に止まってくれるので、その点はありがたいところ。ただし、赤ちゃんの脚力を侮るなかれ。布団を器用に蹴って前進していたり、思いがけない動きをすることがあるので、やはり目の届くところ・すぐ手の届くところにいることが基本になります。

我が家では、寝室に赤ちゃんが過ごす空間をつくり、仕事用のデスクもセットすることにしました。つい没頭してしまって何かあってはいけないので、PCを見ていても、目線の先に子どもがいるようにするか、すぐ横で作業をするようにしています。

朝・夜をしっかり区別できるよう、朝はカーテンを開けて日の光をいれ、暗くなったら電気を消すことを徹底すると、仕事もパッと切り上げることができます。

余裕を持った準備をし、無理はしない

初めての妊娠、出産はわからないことだらけ。産後は、体をしっかり休めることと子育てに専念できれば一番ですが、やむない場合には、できる限りの想定と準備をし、周りに最大限のサポートを求めることをおすすめします。その上で、少しでも仕事に取り組めそうであればやってみる、というスタンスで十分すぎるくらい十分です。

テレワークができる環境や文化が社会的に醸成されてくるのは望ましいことですが、子育てや介護など、さまざまな事情を抱えながら働いていくには、まだたくさんの障壁があると思います。

子育てをしながらよりよい働き方を模索するみなさんへ、少しでもヒントになれば幸いです。

子どもが成長するにつれ、1日のリズムやテレワーク環境もアップデートが必要ですので、今後も新しい記事をアップしていきたいと思います。