梅雨の合間の晴れた日に、暑さを感じてふと思うのは夏の休暇のこと。おこもり生活が続と、窮屈な気分になってきますよね!まだまだリモートワークの日々がつづくのなら、思い切って旅先でお仕事をするのはいかがでしょう?若手社員は「テレワーク 早く終わって欲しい」とつぶやいています。やはり、人との直接のコミュニケーションが減ると寂しさを感じたり、資料はオフィスで思うように作業が進まないなど、何らかの働きにくさも否めません。

テレワークスタイルの利点だってあります。パソコンさえあれば、好きな場所でお仕事できるとしたら、リビングルーム?カフェ?海のそばや、森林浴を味わえるような場所を仕事場所に選んでみるのはいかがでしょう?

実は、緊急事態宣言でテレワーク 勤務が増えたり、旅行などの遠距離移動も制限となると、有給消化率もすすまないのだとか。また、地方創生の観点からも人々が、観光地など全国各地に出向くことで経済効果も期待できることから、テレワークやリモートワークとともに、国や自治体、企業が、ワーケーション の活用についても積極的に、
推進・補助金などを含めて普及活動しているのを目にするようになりました。
さて、ワーケーションって何?という方のためにまとめてみました。

ワーケーション とは『Work(勤務)』+『Vacation(休暇)』『work』➕『comunication』の役割も。

ワーケーション のメリットは、
・ワークライフバランスの促進と充実(有給休暇の取得率アップ)社員がリフレッシュすることで、仕事の効率向上につながることが期待できます。
・家族と過ごす時間も増える
・新たな視点や、地域に触れることで、新規ビジネス開拓のチャンスにつながる可能性にも期待したいところです。

どのように利用するの?

・企業の福利厚生として、社員の保養目的として所有・提携していたホテルや、保養所などのかわりに
・研修や勉強会に観光も合わせて、場所を選ぶという使い方
また、自治体にとっても訪れる人が増加すると、経済効果などメリットは大きく、補助金などを用意し、すすんで招致しているところもあります。

・長野県では、「信州リゾートテレワーク 」として、提案しています。(引用)
https://www.pref.nagano.lg.jp/kankoshin/shinshu_resorttelework_shien.html

・千葉の南房総市なら首都圏からも近くて便利ですね!(引用)
https://minamiboso-workation.jp/

例えば、普段は各々リモートワークをしているけれど、チームワークの強化や、コミュニケーションの場として親睦を図る目的に利用するのはいかがでしょう?
ワーケーション =『work』+『communication 』のメリットも大いに期待できそうです。

ワーケーション制度の導入には、課題も・・・

勤怠管理や万が一の労災、セキュリティの問題など、
企業と社員との間で確認しておくことが重要になってくるでしょう。
実施するには、解決すべき課題もありますがメリットは大きいのではないでしょうか。

ワーケーション にはこんな工夫を!

もちろん、宿泊先にはテレワークができる環境であること。Wi-Fiなどの通信環境が万全であることは重要です。家族と同伴の場合、集中できるコアワークスペースは確保したいところです。また、仕事を終えて楽しむとなれば夕方以降の時間帯になりがちです。レストランやバーなど、その他、どんなふうに楽しい夜を過ごそうか、ということも想定 しておいた方が良いでしょう。新型コロナの感染予防対策としてパーテーションや、消毒対策などの設備は万全かなども整えられているかなどは気をつけたいポイントです。

”ワーケーション”と呼ぶのは、 日本だけ?

ワーケーション と呼ぶのは、日本でできた造語です。
海外では、日本よりも早くロックダウンした影響などでいち早くこのようなスタイルがみられ、ホテルなど一箇所の場所に滞在して働く・休むという意味でステイケーション(Stay滞在➕Vacation休暇)と呼んでいます。また、出張先で滞在を延長してレジャーも楽しむ、
『ブリージャー(bisiness 仕事➕leisure 休息)』というスタイルも取り入れられつつあります。出張の延長ということで、この場合、旅費を会社に経費請求できる場合もあります。この点が、ワーケーション とは違う部分だと言えそうです。

『ノマドワーカー』として、よりフリーなワークスタイルを。

『ノマド』とは、フランス語で遊牧民という意味です。定住地をもたず、遊牧民のように住まいを変えながら、お仕事をする人のことです。住む場所や勤務地に関係のない職業の人ならこのようなことも可能です。気の向くままに世界中を旅しながら仕事をするって、この自由さと身軽さは、一度味わうと忘れられないものになるのではないでしょうか。アイデア次第で、有意義な休暇もとれそうです。心身ともに充実できる、より楽しいワークライフを送りたいですね。