テレワークとなると外出の回数や時間が減ってしまいます。テレワークがある日の外出といえば、近所の買い出しや銀行に行く程度の短時間。基本、マスクをつけて外出しているので、目より下は日ににさらされることもあまりなく、UVケアに手を抜いてしまう方もいるのでは……。
とはいえ、テレワークでもオフィス通いと同じように入念なブルーライトやUVケアが必要だというのをご存じでしょうか?
こちらの記事ではテレワークにおいてUVケアが必要な理由と対策方法について紹介していきましょう。
室内でもUVケアが必要な原因は、仕事と生活で不可欠なアレだった!
例年5月から7月あたりが、一年のうちで最も紫外線が強い時期。毎年春くらいから紫外線対策のグッズも続々と登場しています。紫外線対策に関連した多くのTVのCMやネット広告が、外出やアウトドアにひもづけているので、「UVケアは外出する人がやること」ととらわれがちかもしれません。
しかしながらテレワークがメインという方も、日頃からパソコンやタブレットを使っていると、内臓されているLED照明から放つ第三の紫外線、ブルーライトを浴びています。
実際に「テレワークなのにシミが増えた、濃くなった」「Web会議で自分の顔を眺めていたらシミが目立っていた」など……の声も挙がっているようです。だからこそ、テレワークでも朝のスキンケアの際に紫外線UVケアも必要といえるでしょう。
次の章でブルーライトについて、詳しく紹介していきましょう。
参考:テレワークで気になる肌 シミは見た目年齢に大きく影響?!|朝日新聞デジタル&M(アンド・エム)
テレワーク中の大敵?ブルーライトとは?
ブルーライトとは、可視光線に分類される数値 380nm~495nm青い光の光線です。可視光線のなかでも散乱する率がもっとも高く、紫外線の数値に近い光線ともいわれています。特徴として、角膜や水晶体で吸収されずに網膜まで到達する性質を持っています。
そして、ブルーライトは、私たちが使っているパソコンやスマートフォン、タブレットいったデバイスのディスプレイにも含まれています。内臓されているLEDをバックライトにした状態で、ディスプレイからブルーライトが発生する流れとなっています。
つまり、これらのデバイスを使っていれば、季節や時間関係なく、ブルーライトを浴びることになってしまうわけです。
テレワークでもキレイな肌を保つポイント

テレワークはWeb会議などの兼ね合いで、周りの方に顔を見せる機会もあります。
「(鏡のように映る)自分の顔にシミができていて恥ずかしい!」と感じないよう、日頃からやっておきたい対策については次のとおりです。
①朝のスキンケアの後に日焼け止めクリーム(*後述でクリームの選び方については詳しく記載)を塗る
②抗酸化成分が含まれている食材(例:トマトや人参といった赤系の野菜)を摂取するよう意識する
③PCのモニター、スマートフォン、タブレットにはブルーライトカットのシートを貼る
④ブルーライトカットのメガネを活用する
日頃から以上の4項目を意識しながら仕事に臨むことをおすすめします。
テレワーク中のブルーライト対策グッズの選び方
近年、ブルーライトをカットするグッズが、続々とラインナップされています。
一方で、ブルーライト対策のグッズをどのようなポイントを押さて選べば良いかわからないという方もいます。
こちらの章では、テレワーク中によく使うグッズの選び方について説明をしていきましょう。
1)日焼け止め
ドラッグストアを中心に、あらゆるタイプの日焼け止めが販売されています。
テレワークのブルーライト対策に強みがあるグッズを探すなら、まずは商品の原材料欄をチェック。そのなかで「酸化セリウム」という成分が配合されていることを確認します。この成分は、ノンケミカルで紫外線散乱剤が使われており、領域が広い光線まで対応。肌にブルーライトが当たっても紫外線を跳ね返し、肌をガードする見込みがあります。
2)液晶保護フィルム
パソコンやスマートフォン、タブレットといったデバイスの画面が壊れないよう、液晶保護フィルムを貼っている方も多いことでしょう。液晶保護フィルムといっても保護だけなく、指紋の跡を目立たなくする、ファンデーションがつかないようにするといった、いくつかの要素をアピールポイントにしているケースもあります。もし、テレワークのブルーライト対策として購入するなら装着するサイズを確認しつつ「ブルーライトカット」仕様を探しておきましょう。
おわりに
パソコンやスマートフォン、タブレットといったデバイスには、電源をつけると紫外線の光線に近いブルーライトを放ちます。ケアをしないと、シミやくすみなどの肌トラブルにつながります。だからこそ対策もきちんと行い、健やかな肌をキープしましましょう。