仕事中の気分転換に、集中力アップにと、デスクワークの心強い味方になってくれるコーヒー。テレワークで仕事環境を自由にカスタマイズできる今、せっかくならコーヒーの淹れ方や道具にもこだわって自分好みのコーヒーを楽しんでみませんか?

コーヒーの抽出方法は昔ながらのスタイルに加え、エスプレッソのハンディタイプやドリップにもクレバーという画期的なスタイルが生まれるなど、どんどん進化しています。ここではコーヒーの抽出方法による味わいの違いと、オススメのコーヒーメーカーをご紹介します。この機会に奥深いコーヒーの世界に一歩踏み入れて、自分らしい極上のコーヒータイムを手に入れましょう。

◆クリアな味わいが魅力の「ドリップ」

コーヒーの王道ともいわれるドリップコーヒー。スッキリとクリアな味わいで、自分好みに濃さを調節できるのも魅力。アメリカンでたっぷり飲んだり、濃いめに入れて味わいを楽しんだり、気分に合わせてアレンジできます。一般的なドリップ方式だけでなく、パーコレーターやクレバーなど、いろんなスタイルを試してみるのも楽しそうです。

<これがオススメ!>
◇時間がたっても味が変わらない「Melitta ALLFI(メリタ オルフィ)」
ドリップ式コーヒーメーカーなら、ペーパードリップの生みの親であるメリタ社の「ALLFI」がオススメ。浄水フィルターで水道水のカルキを99%除去し、独自の一つ穴式ドリッパーでじっくりと豆の味を引き出してくれます。
そしてなんといっても嬉しいのが「ステンレスポットによる保温機能」。ヒーターによる加熱で保温するタイプだと、どんどんコーヒーが煮詰まって味わいが落ちてしまいますが、「ALLFI」はポットの断熱性だけで保温してくれるので、時間がたっても美味しいコーヒーが飲めるのです。夏ならポットに氷を入れてアイスコーヒーとして保温しておけるのも魅力です。

【Melitta ALLFI  SKT52】
仕様・特徴:2~5杯用/水タンクの取り外しが可能
市場価格:7,200円~
Melitta ALLFI  SKT52

◇遊び心を満足させる「Coleman パーコレーター」
個性的なアイテムをお探しなら、パーコレータにトライしてみては?お湯と粉をセットして火にかけるだけでコーヒーができ上がります。味の特徴はストロングかつワイルド。アウトドア用品として人気ですが、大人数分のコーヒーが一度につくれるので来客時にも重宝します。ちょっと珍しいのでテーブルまで運んでサーブすれば、ゲストとの話題づくりにもなりそうです。

【Coleman ステンレス パーコレーター Ⅲ】
仕様・特徴:~5杯用/持ち手は天然木
市場価格:5,500円(税込)~
Coleman ステンレス パーコレーター Ⅲ

◇ハンドドリップの新スタイル「クレバー」
一般的なハンドドリップと違い、お湯をそのままドリッパーに数分ため、豆のうまみや香りを引き出します。カップやサーバーの上に乗せることでドリッパー底部の弁が開いてコーヒーが落ち出します。普通のハンドドリップより簡単・コツいらずで美味しいコーヒーが飲めると人気です。

【CLEVER クレバー コーヒードリッパー Sサイズ】
仕様:1~2杯用
市場価格:2,800円(税込)~
CLEVER クレバー コーヒードリッパー Sサイズ

◆深入り豆の濃厚な味わいを楽しむ「エスプレッソ」

コーヒーの粉に圧力をかけて抽出するエスプレッソは、ぎゅっと濃縮された濃厚な味わいと香り、そしてクレマと呼ばれる琥珀色の泡を楽しめるのが特徴です。おいしいエスプレッソを入れるには、粉にかける圧力の高さがカギといわれ、9気圧以上圧力がかかるマシンがオススメです。エスプレッソマシーンには全自動・セミオート・手動の3種類がありますが、全自動やお手頃なものでも6万円台~とお値段が張るので、ここではセミオートと手動式の2種類のマシンをご紹介します。

<これがオススメ!>
◇手ごろな価格で本格派のエスプレッソが完成「デロンギ デディカ」
エスプレッソマシンなら、デザイン性・機能性・経済性がそろった「デロンギ デディカ」がイチオシです。この「デロンギ デディカ」なら、お手頃な価格にもかかわらず、プロも納得の9気圧での抽出が可能です。抽出量や温度設定ができるのも嬉しいポイント。またスチームノズルもついているので、カフェラテやカプチーノ用のスチームミルクもつくれるのでラテアートも楽しめますよ。2杯同時に淹れられるので、来客時にも活躍します。

【デロンギ デディカ EC680】
仕様:1~2杯用
市場価格:32,300円(税込)~
デロンギ デディカ EC680

◇完全手動、エスプレッソ好きのための「ハンドプレッソ」
フランスのメーカーが開発した、ハンディタイプのエスプレッソマシンです。手動でポンプを動かしてマシン内に圧力をかけ、お湯とコーヒーの粉をセットしたら、あとは抽出ボタンを押すだけで、本格的なエスプレッソが出来あがります。圧力もしっかり9気圧がかかるので、味わいも格別。もともと旅行やアウトドア用につくられたものなので、仕事の合間に、公園などでエスプレッソを淹れて飲むのもいい息抜きになりそうです。

【ハンドプレッソ】
仕様:1杯用
市場価格:11,000円(税込)~
ハンドプレッソ

◆コーヒー豆本来の美味しさが生きる「フレンチプレス」

フレンチプレスの最大の特徴は、テクニックいらずで美味しいコーヒーを淹れられること。コーヒーの味わいは「コーヒーオイル」と呼ばれる豆から出る油脂が大きく左右します。ペーパードリップだとフィルターに吸い取られてしまうのですが、フレンチプレスならオイルがしっかりと残るため、コクや優しい口あたり、そしてリッチな味わいが楽しめます。しかも使い方も簡単で、フレンチプレスのポットにコーヒーの粉とお湯入れてフタをして数分待ち、あとはフィルターを押し下げるだけ。この手軽さも人気の理由です。

<これがオススメ!>
◇時代を超えて愛される「BODUM COLUMBIA(ボダム コロンビア)」
洗練されたデザインと高い機能性で、コーヒー好きの人々の間で長く愛されてきた「BODUM COLUMBIA」。金属のメッシュのフィルターがコーヒー豆の旨みや香り、コーヒーオイルのリッチな味わいをを余すことなく抽出してくれます。ステンレスの2重構造になっていて保温力性があるのも嬉しいポイントです。

【BODUM COLUMBIA 0.35l】
仕様:3杯用(8杯用まであります)
市場価格:6,000円(税込)~
BODUM COLUMBIA 0.35l

いかがでしたか?コーヒーは同じ豆でも抽出方法によって味もずいぶん変わってきます。ここでは比較的手ごろなアイテムを紹介していますので、いろいろ試してみるのもおもしろいのでは?使い勝手や味わいなど、ぜひあなたにぴったりのものを見つけて、テレワークの仕事時間を格上げしてくれる、極上の1杯を見つけてください。

※価格は記事作成当時の市場価格で、変動する場合があります。