こんにちは!編集部員のアッキーです!
テレワークが普及して、副業が活性化したりフリーランスとして起業される方が増えていく傾向にありますね。
「一億総フリーランス」と言われるこの時代に、パソコン一つで起業して生きていける、むしろ豊かな生活を送っていける。
その背景にはどんなことが必要なのか?
副業を目指されている方も、起業を目指されている方も、いくつかの覚悟と勇気を持って準備していけるといいですね。
1.なぜテレワーク起業が成立したのか?
え?起業するって色々必要じゃないの?と、思われる方もいらっしゃるかもしれないですね。
しかし、何をするかにももちろんよりますが、12インチのMacBookのみを準備品として起業したテレワーカーさんがしょっぱなどんなお仕事をしていたのかご紹介していきます。
人物像としては…
専門学校卒で20代はサービス業に従事するも、30代でIT業界に転身。一度独立するものの、半年でギブアップ。40代を目前に様々な条件が重なり新たなチャレンジに踏み出すチャンスを得て起業。
バツイチ、独身、女性。
<起業当初のお仕事リスト>
◆A社:メールマガジンライティング&配信管理
◆B社:秘書業務(遠隔で対応・月40時間程度)
◆C社:エンジニア講座のパワポ資料作成
◆D社:営業アシスタント業務(月2回訪問・議事録作成等)
◆E社:手帳コラムライティング
ご覧の通り1社以外は全て遠隔でテレワーク対応となり、当初の月収は約50万円。
サラリーマン時代には手にしたことがない収入となったものの、会社がサポートしてくれていた社保、税金関連について無知すぎてがむしゃらに働くしか脳がなかったと振り返られています。
ここでのポイントとしては、なぜしょっぱなからこの業務を請け負うことが出来たか。
それは、「稼ぐ」ことにコミットがあったから!
なぜならば、何の後ろ盾もないこと、自分の生活は自分で支えるしか無いという覚悟があったからですね。
<実際のお仕事受注までの流れ>
「独立しました!」
↓
「私にできることありますか?」
↓
「やらせていただきます!」(Noを言わない)
本当にこれだけ。
良くも悪くもこれしかなかったというくらいがむしゃらで、その思考の片隅に「今後何を柱にしていくのが良いのかな?」という未来を創造するアイデアを生み出そうとしていたのですね。
「まずはやってみる」
と、いう言葉のまんまでテレワークが成立しているのですね。
2.なぜ12インチのMacBookのみで仕事ができているのか?
では、12インチのMacBookのみでどうやって仕事をこなせていたのか?
この部分についても掘り下げていきましょう。
まずはクラウドツールの活用ですね。
人物像では30代に突入してからIT業界に転身とありますが、直近のキャリアとしてクラウドツールの活用を企業に研修すると事業を行っていた会社に在籍。
自身でも、何をどう活用すると「いつでも」「どこでも」シームレスに仕事が進行していくのかを身を持って経験しているからこそ、それらのツールを駆使して遠隔でお仕事を請け負うことができたのですね。
<起業当初主に活用していたクラウドツール>
◆Chatwork
→有料のパーソナルプラン(月額400円)を利用
◆GSuite(現在のGoogleWorkspace)
→有料のBusiness Standardプラン(月額1,360円)を利用
クライアントさんとのやり取りにChatworkを、データのやり取りや作成にGSuiteを使用し、ほとんどがその中で完結。
その他、Microsoft PowerPointでの資料作成や、クライアントさん契約済のメルマガツールにログインして作業を行うなど、他に必要なものがほぼない状況。
さらにクラウドツールの利点は外出先などですぐにパソコンで作業ができないときでもスマホからほぼパソコンでの作業と同様にやり取りができちゃうところですね。
家に帰ってからでないとできないということはほとんどありません。
起業すると365日24時間ON!
なので、対応するかどうかは判断するとして、いつでもどこでも確認・対応できる環境をセッティングしておくことはマストですね。
3.カンタンに起業できるからこそ持ち合わせていたいもの!
最後に、カンタンにできる起業や副業ですが、だからこそ気をつけるべきスタンスというものがあると考えています。
個人で仕事を請け負うというこの責任も同時に発生するということ。そのポイントをお伝えします。
<起業時に気をつけることリスト>
◆納期を守る
◆ニーズを正しく認識する
◆スピードレスポンス(初期対応だけでも)
◆日本語を正しく使う
◆依存しない、自覚する
個人で請け負える業務範囲やボリュームは限られています。
それにつけて、猫の手も借りたいという社長さんや企業さんから業務を委託されるケースが少なからずある状況だと思います。
そんな中で、基本的なスタンスが整っていないと迷惑でしか無いですよね。
企業に属しているなら、先輩などから指導を受けたり教えてもらえることが多いですが、個人で仕事を請け負うこと=プロに仕事を任せるからこそ報酬が発生するはずです。
一瞬の甘えも許されない。
その厳しさを受け入れ実践するからこそ豊かな日々へと繋がっているのだと思います。
とはいえ、周囲に助けたり助けててもらえる人間関係が醸成されていれば安心です。
頑張ってコミュニティに入らなきゃ!など、義務的なものよりも、身近なピンと来る方々と強固なつながりを作っていきましょう。
これもまた、新しい時代の働き方、生き方ですね。